群馬の守備網を打開できず。清水がリーグ戦初黒星を喫する
ザスパ群馬
--今日の勝因はどのように感じていますか?簡単に言えば、決めるところで決められたところ。あとは全員が出し惜しみすることなく90分間走り続けたところ。自分が90分出るんだという思いを持ちながらも、ガス欠しても次の選手が出てきて、同じ役割をまっとうしてくれるだろうという信頼関係のもとで前半の最初から飛ばしていたので、それが良かったんじゃないかなと思っています。 --その中で1ゴール2アシスト、すごい活躍でしたね。1点目のアシストもそうだし、3点目のアシストもそうだし、どんどん自分のキックに自信がついてきている。セットプレーの担当コーチとは常にアシストでもっともっと稼げる選手になろうと話していた。だから個人でずっと自主練もしましたし、中の選手を信じて僕が良いボールを蹴れたら、勝利につながるという思いをずっと持ってやっているので。監督にもキック8割とずっと言い続けられているので、それが実って良かった2点だったと思います。 --そしてゴールも決めましたね。はい。そこに関してはホッとしています。決定機もあった中でずっと取れていなくて、アシストの選手みたいに思われつつあったので。僕はFWで得点を取るのが小さいときから大好きだったので、歯がゆい思いもあった中で、それが今日ようやくという感じで良かったです。 --このスタジアムの芝はどうでしたか?本当にめちゃくちゃ良かったです。僕は初めて来たのですが、こんなに素晴らしい雰囲気のスタジアムで、清水エスパルスさんのサポーターの熱量とか声の迫力とか、もちろん芝とか、どれをとっても一級品だったので、そんな中で戦えて結果を出せたことは僕のサッカー人生の誇りにもなりました。
--IAIスタジアム日本平で試合をするのは2015年以来だと思いますが、いかがでしたか?応援は聞いたことがあるから、何か自分の応援みたいで居心地も悪くなくて、気持ちよくできました(笑)。前はけっこうな大差で負けてたので、それを払しょくできたのは1つ良かったかなと思います。 --今日の勝因はどんなところだと思いますか?1失点しましたけど、粘り強くチームで守備をできたのが良かったのかなと思いますし、その中で複数得点できたというところだと思いますね。自分たちのやりたいこと、練習でやったことが試合でしっかり出せたのかなと思いますね。 --攻められる時間もありましたが、どう考えながら守っていましたか。去年からああいうシチュエーションは多かったので、点を取って攻め込まれるというか、あそこの位置で相手にボールを持たせても、自分たちの一番危険なところを開けないというのは、チーム全体で意思疎通もできたと思うし、本当に危険な場所をしっかり埋めていたと思います。相手は個が強いですし、そういうチームに対して自由にやらせないことができたのは大きいと思います。 --1失点に抑えたのは、GKの好セーブも大きかったですね。そうですね。そこはしっかり書いといてください(笑)。
清水エスパルス
監督
非常にコメントするのが難しいですが、われわれが積み上げてきたもの、そのレベルに達していないというパフォーマンスになってしまいました。先に失点したことで自信も揺らいでしまったと思います。私が就任してからJ1であったり、カップ戦であったり、どんな試合であっても気持ちを込めてチームは戦っていましたが、なかなか自信の積み上げができていない。残念で仕方ないが、いまわれわれにできることは献身的に前を向いてトレーニングをしていくこと。他に方法はないと思うし、それによってのみ改善されると思っています。 --試合後、選手たちに声をかけたことは?彼らに言ったのは、いまは多くを語るときではなく、黙ってハードワークを積み重ねるしかない。そういうときだという話をしました。全員が苦しいし、その苦しいというのは結果に対してだけではなく、今日は自分たちが積み上げてきたパフォーマンスを出せなかったことに対する悔しさからくるものです。 今日は納得のいかない、苦しい展開になってしまいましたが、なんとか状況を変えようと戦ってきました。みんなに伝えたのは、それでも私はみんなに対する信頼は揺るがないと。こうした良くないときも、その時間をみんなで乗り越えて一緒に戦っていくことが大事だということは強調しました。
ザスパ群馬
監督
素晴らしい選手がいる相手、素晴らしいスタジアム、静岡まで来てこういうゲームができたことは本当にうれしいです。選手が試合前に言っていましたけども、素晴らしいクラブだし、素晴らしいチームだけど、選手個人をリスペクトし過ぎるのはやめようねって話をして、とにかく局面でしっかりとやりましょうという話をして臨みました。 そのとおり選手はやってくれたし、開始から前に出る姿勢を出してくれたので、僕としては非常に感謝しています。 --今日の勝ち方はイメージどおりだったのでしょうか?まあ先に(点が)取れたので。同点にされたところがカギだったと思いますけど、あのままあの時間が長く続いたら難しかったと思いますけど、狙ったような形で2つ目が取れたのは選手の自信になったと思います。 その中で相手も出てくるし、ポジションではよくボールを握った、握らないという話になるけど、トランジションとかゲームの流れは僕らがもらったと思っているし、スペースももらえたと思っているので、そこを効率よく取れたところが、やっぱり勝利につながったと思います。 ただ、もっとやれるところが増えると思うので、ああいう流れの中で岡本 一真が放った最後のシュートが決まるようなところがあれば、もっと見え方も良かったと思いますけど、ああいうシーンを作れてるのは今季間違いなくあるので。やっと2勝目ですけど、こういうのをつなげていけるように頑張りたいと思います。 --押し込まれる時間もあった中で、耐え切った守備に関してはどんな評価ですか?でも、別に真ん中に入れられていないから、前線からの守備と中列の2列目のところのコンパクトさみたいなところは表現できたと思います。(清水には)素晴らしい選手たちがいるので、サイドから良いクロスが入ってくるし、そこは一番危険な状態になると思うのですが、あそこをもう少し押し返してクロスを上げさせない、もう少し寄せてというところができればいいけど、それは相手も素晴らしい選手がいるので、全部は求め切れないところはあったと思います。ことごとくはね返したところは良かったんじゃないでしょうか。
清水エスパルス
FW 29
ディサロ 燦シルヴァーノ
(山原)怜音には以前から、クロスを上げるときにはニアのGKとディフェンスの間に入るから、そこを狙ってほしいということはずっと言っていて、そのコースがないのであれば打ってくれたらこぼれを狙うからという話はしていました。自分たちの間では狙いどおりの形というか、こぼれ球ですが、FWとしてはそこにいることが最重要だと思うので、FWとしては最高のゴールだったと思います。 チームとしては攻から守の切り替えが遅くて、前半から声をかけていましたが、修正し切れなかった部分でした。2失点目も3失点目も、こんな失点をしているようであればJ1には上がれないという失点だったと思います。集中力なのか、攻守の切り替えなのか。そこは連戦なのでしっかり分析をして、詰めていくところをやっていきたいです。
DF 50
鈴木 義宜
この結果は真摯に受け止めなければいけないと思っています。自分たちが握る時間を増やしつつ、相手のカウンターを警戒するというのは狙いとしてあったし、相手のストロングはカウンターだという認識はしていましたが、相手の狙いがハマった感じの試合になってしまいました。 攻撃のときに良い距離感であれば、失っても切り替えのところで上回ることができれば、そこでファウルなり、カウンターで防ぐということができると思いますが、切り替わったところで相手のほうが早かったので、カウンターを何回も受けてしまうということが起きました。そうなるとクサビを入れていくということがなくなって、攻め手を自分たちでなくしてしまったと思います。 今日やられたカウンターの部分は、甲府もストロングの部分だと思います。攻撃で良い距離感を保つことと、その切り替えのところは、次の試合までにしっかりと修正して、それを勝ちにつなげることが大事だと思います。