盤石の戦いぶり。東京Vが4試合連続完封勝利
大宮アルディージャ
結果が出ていない以上、良いパフォーマンスとは言えない。シーズンを通して内容が良くなっていくことは大事ですけど、自分たちの時間で点を取れないのは何かしらの改善点があると思う。前に押し込めていても決定機はそんなに多くなかったと思うので、ゴール前に入っていく質なのか、クロスだけでなくてもう1個中に入っていく精度なのか、そこは改善点になると思います。 アウェイでは残り30分での失点が多いので、そこの改善も必要ですね。守備の時間が長いぶん、攻撃でもっと時間を作りたい。そこは改善していかないといけない。相手が怖がるプレーを増やしていかないといけないですね。 --先に失点をしてしまうと難しい?どんな状況であれやることは変わらないけど、こういう状況だからこそポジティブにやっていかないといけない。後ろから鼓舞もしているけど、どこかガクッとなってしまうところもある。 結果的には交代も含めて流れを変えられていないと思うので、もっと勢いを持って、残り30分、体力が落ちてきた中でギアをどう上げられるかが、いまこのチームとしての課題であると思う。ボールを保持するところも含めて、耐えるだけでなく自分たちもつなぎにいくことにチャレンジしているけど、そこがもっとできるようになれば、また変わってくると思うので、そこを止めずにトライし続けていきたいと思います。
--失点シーンを振り返ると?サイドを変えられ、目線を変えられてからのクロスだと思う。深い位置を取られて戻したボールをワンタッチでのクロスだったから、ちょっと戻されたぶん、少しラインを上げられていたら変わったかもしれない。 僕の個人戦術としては、あれだけ高いボールならチャレンジしないといけなかったかもしれない。もう少し奥に流れるかなという判断で止まったけど、風などもあり少し戻されて意外と近くに落ちた。 今回はシバ(柴山 昌也)が競ったけど、オカニー(岡庭 愁人)が競るにしてもあれだけ勢いよく入ってこられると、待ち構えているだけのこっちは難しい。それなら、僕が触れてなくてもボールが後ろに流れるような状況にしないといけなかったですね。個人としてはすごくもったいない失点だった。 --先に失点してしまうと難しい部分はある?どんなチームでも先制されて取り返すのは難しい。別に大宮だけの課題ではないと思う。ただ、取られたあとに取りにいくパワーはもっともっとチームとして出さないといけない。 今日はケガ人が出るなど、なかなかギアが上がらなかった部分はあると思うし、ヴェルディさんも3試合連続無失点で守備にすごく自信を持ってやってきている中で、そういう相手を崩すには本当にパワーが必要だと思う。 後半はチャンスがあまりない中でもセットプレーが全然なかったと思う。サイドでスローインに逃げられるのではなく、粘ってCKを取って、「ここで1個行こうよ」みたいな雰囲気を前半から作れれば良かった。ウチはセットプレーが強み。スタッフを含めてオーガナイズしているから、悪いなりに自分たちでどうやってペースを握るか、ポイントを作っていかないといけないですね。
東京ヴェルディ
監督
最後、サポーターと喜び合えたことについて、やはり一番良い時間だなと、この仕事をしていて思います。 前半は我慢の時間が続いた。相手がわれわれのCBの間から裏抜けしてきたところと、ハイプレスに少し苦しんだ。ただ我慢強く、ペナルティーエリアに入られる前に対応できたので、天をあおぐようなシーンはなかったと認識しています。 セットプレーの数を多く与えたくないところで、自分たちの意図ではないようなものを多く与えて、前半は総じて我慢が続いた。 後半、必ずわれわれの時間がくると思って、キックオフからギアを上げて全員が走ったので、われわれの時間が続いて、点を取ることができた。あわよくば、2点目を取れるようなシーンもあった。そこで決められたら、ゲームを決めることができていたと思う。フルスプリントのあとのスキルについては、磨くよりもその回数を増やしていきたいと思う。 何より失点をゼロで抑えて、先に出た選手が出し切って、そのバトンを受けた選手も出し切って終えられた。そうした試合が続いているのも、チーム全体で勝ち取った勝点3だと思う。 --加藤 蓮をインサイドハーフで起用した狙いについて。後半戦もあるので、あまり詳しいことは言えないが、どこで起点になって、どこにランニングするのか。それが誰なのかというところで狙いはあった。うまくいっていないというよりも、相手に押し込まれる時間を守備から修正するところと、自分たちがどこで時間を作るかという点で変化を加えたところですね。
大宮アルディージャ
監督
同じ関東圏ということもあり、なかなかアウェイで勝てていないにもかかわらず、たくさんのサポーターの方に来ていただきありがとうございました。一緒に喜びたかった気持ちは山々ですし、選手たちもそこに向けて最後まで戦ってくれたと思います。一緒に喜べず残念ですが、まず最初に感謝の気持ちを伝えたいです。良い雰囲気を作ってくれたことは本当にありがたいと思っています。 ゲームは、立ち上がりに自分たちの時間はある程度長かったけど、(前半の)終盤は徐々に背中を取られる回数が増えてきたあたりでラインが下がり始めて、相手への圧力がなかなか掛からなくなってしまったと感じていました。 後半もそこを修正したいと思っていましたけど、立ち上がりにわれわれの時間を作れていたということはだいぶパワーを使ったと思うので、足が出切らなかった部分もあったかなと。人を代える準備をしていたんですけど、よくあることでもあるけど、先に失点してしまったことは悔しいと思いますし、ベンチワークとしても私の決断をもっと早くできたのではないかなとあらためて思っています。 ただ、選手たちが最後まであきらめず、あれだけ来てくれたサポーターの皆さんのためになんとか勝点1でも持って帰ろうという姿勢を見せてくれた。そこは感謝したいと思いますし、これをしっかり次につなげることが大事になると思いますので、来週からは連戦で今日もアクシデントがありましたけど、やれることをしっかりみんなでやり、戦える準備をしていきたいと思います。
東京ヴェルディ
DF 2
深澤 大輝
--ヘディングでのゴールは?初めてですね。 --ゴールについて。(バスケス)バイロンが時間を作ってくれるのは分かっていた。そこから緩めのバックパスが入って、クロスが来た。練習からクロスを逆サイドに入れるようにしていたので、その形で決められて良かった。 もともとCBだったので、ヘディングは練習をずっとしていた。相手がわりと小さい選手だったので、(飛び込んでいくのに)恐怖心もなかった。逆サイドに流し込むイメージだった。 前半、相手は思った以上にパスをつないできて、それに良いところに蹴ってきた。0-0で進めていれば、チャンスがあるというのは分かっていた。そんな中でのゴールだったので、ゴールは活力になるし、良い時間帯だったと思う。
DF 6
宮原 和也
相手はオーソドックスな[4-4-2]で、自分たちがやるべきことをやろうとして試合をしていた。前半は守備で行くべきところで行けなかった。構え過ぎたところがあったので、後半は前から行こうということでギアを上げた。 --アシストについて。(バスケス)バイロンからパスが来る前に、チラっと中を見て、ファーに(深澤)大輝がいたので。練習から「クロスのときには狙っておいて」と伝えていた。決めてくれて良かった。 前からプレッシャーに行ってくれていて、チームとしても良い守備ができている。それを続けていきたい。
DF 16
山越 康平
無失点で勝てたのが一番うれしい。シンプルに2トップへボールを入れてくる相手だったので、うまくそれをはじければ防げるなと思っていた。ただ、何回か裏に入れられたところで相手に触られていたので、改善したい。 --初めての古巣戦だったが?今まで一緒にやっていた人と対戦したのは初めての感覚だった。 --試合後、アウェイ側のスタンド前に挨拶に行ったが?拍手してくれたのがうれしかった。6年間お世話になっていたし、サポーターの前でプレーできて、挨拶もできて良かった。