東京Vは6試合でわずか1失点と守備が充実している。さらに、ここ3試合で10得点。その前が3試合で1得点だったことを考えると、急に得点数が増えている。前節・熊本戦では深澤 大輝、平 智広、山越 康平とDF3人がスコアラーとなった。山越は一昨季までの6年間、大宮でプレーしていた。昨季の大宮戦はメンバー外だっただけに、「楽しみ。成長した姿を見せたい」と話している。
城福 浩監督は「スコアだけ見れば大差と言えるかもしれないが、同点にされてもおかしくないシーンはいくつかあった」と熊本戦を振り返り、気を引き締める。
チーム内には「毎日競争があって、練習で少しでも悪いプレーをしたら外されるという感覚がある」(深澤)。皆が高い意識で取り組んでいる様子がうかがえている。
大宮に対しては、「試合の入り、終盤と点が取れているのは、集中力が高いということ。個のレベルの高さも感じる」と指揮官。「良い守備からのカウンターが一番の武器だと思う」と警戒していた。
大宮は前節、東京Vが唯一敗れた大分に対して3-0で勝利した。これまで連勝がないだけに、苦しんでいるアウェイゲームで勝利をつかみたいところだろう。アンジェロッティが3試合連続ゴールと絶好調で、前節5試合ぶりの先発出場を果たした富山 貴光も得点を挙げている。彼ら2人に、推進力のある両サイドアタッカーが絡む攻撃は勢いがある。
連勝継続か、連勝達成か。どちらに軍配が上がるだろうか。
[ 文:田中 直希 ]
