ホームの大宮はようやく浮上の兆しが見えてきた。同じくホームゲームだった前節・松本戦で4-0の勝利。霜田 正浩監督が就任後、一貫して取り組んできた攻撃の形がピッチ上で表現され、新体制になって初めてホームで勝利を挙げた。
ここから勢いに乗っていきたい大宮ではあるが、まだ順位はJ3降格圏の21位と厳しい位置にあり、チームからも安心する声は聞こえてこない。自分たちのスタイルを発揮して勝てたことは自信にしながらも、いち早く残留圏に浮上するためにも勝点を重ねていきたいところである。
「毎回のように4点は取れないけど、4点を取れるチャンスは毎回作りたいと思っているし、(失点)ゼロで抑えたいと思っている。4-0みたいなゲームのあとは得てして大味の試合になってしまったりするけど、もう1回気持ちを引き締めて勝つことにこだわりたい」(霜田監督) 大宮が次に目指すのは今季初の連勝。ホーム2連戦で勝点6を積み上げ、1つでも順位を上げたい。
対して東京Vは現在7戦勝ちなし。アウェイでの連戦を強いられている中で白星をつかめずに苦しんでいる。その上、1日には永井 秀樹監督が成績不振を理由に辞任と、暗い話題が並ぶ。
ただ、だからこそ、アウェイ8連戦のラストとなる今節でなんとしてでも勝って、ホームに帰りたいところだ。似たようなサッカーを志向する相手に対して完成度の高さを見せつけ、8試合ぶりの歓喜を味わいたい。
[ 文:須賀 大輔 ]

