前節、群馬と対戦した大宮はしたたかな戦いぶりで勝利をつかんだ。20分、翁長 聖のクロスを頭で合わせた黒川 淳史がクラブ通算1,000ゴール目を挙げ、87分には知名度急上昇中の西村 慧祐がCKからJリーグ初得点。攻撃面で圧倒したわけではないが、群馬にボールを持たれる時間に見せた幾度となくはね返す守備から少ない決定機をモノにした。
一方、東京Vの前節は栃木と対戦。最終ラインからボールをつないでゲームを進めていったものの、ミスが失点へと直結してしまう。48分、GK柴崎 貴広のパスをインターセプトされた流れから、シュートを必死に阻止しようとした高橋 祥平のハンドで一発退場&PK献上。思わぬ形から得点を奪われる展開となったが、東京Vは下を向くことなく反撃をしていった。すると、57分に山下 諒也のクロスから最後は佐藤 優平が素晴らしいミドルシュート。これがゴールに吸い込まれてドロー決着となった。
そんな前節を経て、今節を迎える両チーム。東京Vは今季初勝利に届かなかったが、数的不利になる苦しい展開でも1ポイントを重ねられたのはポジティブな部分。前向きなメンタルで、この一戦に臨むことができるだろう。大宮も、まだ完璧な試合運びを見せているわけではない。勝ちながら修正していく好循環を生んでいくためにも連勝を伸ばしていきたいところ。果たして、勝点3をつかむのはどちらだ。
[ 文:高澤 真輝 ]

