ホームの大宮は相馬 直樹監督体制になって初めての3連敗中。明治安田J2第23節・金沢戦を終了間際の失点で落とすと、残留争い直接対決となった前々節・岩手戦も敗戦。さらに前節・岡山戦は二度のビハインドを追いつく粘り強さは見せたが、後半アディショナルタイムに2失点を喫し、土壇場で勝点を取り逃した。
連敗を止めるため、そして降格圏から脱出するためにまず必要となるのは失点をしないこと。新体制になってから7試合中5試合で先制点を許しており、主導権を握られてしまうことが多い。逆転勝ちが一度もないことを考えれば、無失点の時間を長くすることが勝点を奪うためのポイントとなりそうだ。
一方の東京VはJ1参入プレーオフ圏内への浮上、そして大逆転での自動昇格に向けて負けられない状況にある。
第22節・山口戦から指揮を執る城福 浩監督の下、息を吹き返してきた印象は強く、リーグ戦は4試合を戦い3勝1敗と勝ち越し。プレーオフ圏内の6位とは勝点差2であり、しっかりと昇格を目指せる位置までは戻ってきた。
その中で特に目を引くのが攻撃力の高さ。前節・栃木戦は1-0での勝利に終わったが、両SBが高い位置を取ってくる攻撃の仕方は象徴的。もともと、クラブカラーとして備わっていた攻撃的な姿勢に城福監督のカラーがさらに加わっている印象だ。
新体制でのホーム初勝利を目指す大宮と今季初の3連勝を狙う東京V。勝点3への意欲を前面に表現し、最後に手にするのはどちらだろうか。
[ 文:須賀 大輔 ]

