大分、貫禄の3発快勝。力の差を見せつける
大分トリニータ
--前半は良い入りができていた。いわきさんの出方がなんとなく分かっていたので、どれくらい来るかというのは立ち位置を取りながら様子を見ようと。(前々節の)大宮戦のようなゲームにならないようにと、気をつけながら慎重に入った。 --互いに強気で上回ったほうがペースを握ったゲームだったのでは。別に弱気になったシーンはなく、ただ前半は相手が取りに来れなかった感覚があったのが、後半のいわきさんは畳みかけるようにとにかく前へという勢いが増して、それにちょっと押し込まれて蹴り合いになってしまったのが良くなかった。もうちょっとつなげるところがあった。まだ映像を見ていないので分からないが、相手がプレスに来ても怖がらずに、それを外して矢印を2個くらい折れれば、多分難なくこなせたんだろうというのはある。
いわきFC
監督
雨の中、たくさんのサポーターが来場された中で、勝利できなかったことを残念に思います。 前半早々に失点しましたが、我慢強く1点に抑えることができました。チャンスが最初にあった中で決め切れず、2点目、3点目と重ねてしまった。選手たちはあきらめずに戦ってくれて、1点取れたことを次につなげていきたいです。 --後半に盛り返せたが、ハーフタイムにどう修正したか。大分のビルドアップは幅を多く使っていて、パススピードではがされる場面もありました。そこは相手も作戦を練って立ち位置を取ってくるので、状況に応じてプレスに行けるところ、行けないところを判断するように伝えました。決定的なチャンスで外すとこういう試合展開になってしまうと思っています。 --辻岡 佑真選手を先発起用。良いプレーを見せていたと思うが、彼の印象は?CBの選手にSBをやらせるトライの中で、大学4年にあたる年代の辻岡にミスがあることも想定して起用しているところもあります。ピッチに出たときにチームに貢献できる選手になってほしいです。 --芳賀 日陽選手や得点した近藤 慶一選手らに期待したい部分は?開幕する前からみんなに期待しています。ただ、成長の面で遅れをとっている選手もいれば、加瀬(直輝)のようにチャンスを得た選手もいます。Jのピッチで活躍できる選手に皆なってもらいたいので、今日のゲーム内容を今後につなげていきたいです。
大分トリニータ
監督
遠いいわきまでたくさんのファン・サポーターに来ていただき、また、DAZN越しなどで声援を頂いている方々にも熱い応援を頂いていて、本当に感謝している。今日でクラブが設立29年ということで、そういった設立記念日にしっかり勝利することができて非常にうれしく思っている。 ゲームのほうは、予想よりも自分たちが前半特に攻撃することができて、球際やセカンドボールでも引けをとらずに戦ってくれていた。そこは今節、ゲームに入るにあたって選手に要求したところで、すごく良かったと思っている。あとはトランジションの部分。守から攻へと選手たちが素早く切り替えてくれて、奪い返すシーンも何度か見ることができた。特に前半は良かったと思っている。 後半は少し押し込まれる時間帯があったが、ワンチャンスで2点目、さらに3点目も良い時間帯に取れた。ゲーム自体はラクに進められたかと思うのだが、やっぱり守備のところにまだ緩みがあったりして失点してしまったのがもったいなかった。ただ、90分トータルで考えて、まず選手たちがバトルしてくれたことには本当に感謝している。応援してくれたファン・サポーターの方々にも感謝している。
いわきFC
DF 29
辻岡 佑真
前半は何もできなくて自分のプレーを出せなかったが、後半は自分のプレーを存分に出せたと思います。 --左SB起用で意識したことや、大学とのレベルの差を肌で感じて思ったことは?スピード感は全然違うと思いました。頭を休めたらやられてしまうと感じていて、体がキツい中でも集中力を切らさないことは意識していました。気を抜いたらやられる世界なので、その点は大学との違いかなと思います。 --JFA・Jリーグ特別指定選手ですが、試合に絡めることは自身の成長の面でどう感じているか。ケガ人が多い中でチャンスが巡ってきたところもありますが、このチャンスをどれだけ自分でモノにしていけるかだと思っています。 --前半は大分ペースで、後半は少し改善が見えたが?(前半は)選手同士の距離感が遠く感じた。後半は距離感を良くしていこうと話していました。後半はいわきの流れで進めていた中で、大分はワンチャンスを生かして追加点を取ったので、そこは経験値やJ1レベルだとかを痛感しました。自分たちも質を上げていけば(追加点を取られる前に)1点取れたかもしれないので、これから追求していくポイントになると思います。
MF 24
山下 優人
J2のレベルの高さやプレーの質とか、大分トリニータさんのチームとしての強さを感じました。 その中で自分たちがどれだけできるかの指針になったと思います。前半はうまくいかない中で、後半は徐々に自分たちのやりたいことができた部分はあったので、そこは収穫として捉えたいです。 --前半、守備に回る時間が長かった中で、どこに難しさを感じたか。相手のビルドアップのときに、人数やポジショニングに対して自分たちも前から行ったときにひっくり返されたり、サイドからカウンターを食らうシーンをしっかり作られてしまった。その異変を感じていたが伝えられず、前半を難しくしてしまった。 プレスに行くか、行かないか、前と後ろの選手で判断の基準が合わなくて、ハーフタイムにポジションごとに話し合ったが、前半は正直、耐えるしかなかった。 --悪い流れを断ち切るためにも、次節・金沢戦は勝利が必要では?総力戦になると思っています。連敗しないことが大事なので、ケガ人が多い事情はありますが、いまいるメンバーでしっかり戦い抜くことがこれからのリーグ戦で大事になってくると思います。