ホームでは5連勝中の大分だが、アウェイで行われた前節・町田戦は、相手の守備に手を焼くうちに前半だけで3失点。後半に選手交代とシステム変更で盛り返し1点は返したものの、首位攻防戦で今季2敗目を喫して2位へと順位を下げた。ここ数試合で手ごたえを得ていた攻撃面が対策され、そこを抑えられた際に修正できなかったことが課題だ。今週はその修正に重点を置き、攻撃の優先順位を再度確認。あらためてチーム戦術を整理し、ここまで築いてきたスタイルをスムーズに表現できるよう、全員で共有した。
一方の水戸はアグレッシブなサッカーを展開する一方で、守備面を早急に立て直したいところ。明治安田J2第4節・町田戦で3失点、第6節・甲府戦で4失点、第8節・磐田戦で5失点、前節・藤枝戦でも4失点と大敗する試合が続き、失点数は山口の22点に続くリーグワースト2位の20点となっている。2-0で完封勝利した前々節・徳島戦では、相手の得意とするビルドアップに対してハイプレスと高い位置でのリトリートを巧みに使い分けていたが、藤枝戦では守備が中途半端になっていた印象だ。
大分にとっては相手のハイプレスをいかにいなしてゴールへと迫るか、水戸にとっては相手のビルドアップをいかに阻み攻撃へと切り替えるかが勝利へのカギとなる。互いにスタイルの練度を高めながら、2試合ぶりの勝利を目指すマッチアップの行方はいかに。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
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