ついに迎えた歓喜の瞬間。徳島が開幕12戦目で今季初勝利!
徳島ヴォルティス
FW 8
--初勝利の心境は?長かったですし、今まで変わらずに応援してくれたサポーターのためにもなんとか1勝できて良かったです。 --ゴールシーンについて。(玄)理吾からボールが来たときに、FWで追加点という部分もそうですけど、FWとして期待されて使ってもらっているし、最初のほうだったので仕掛けようという気持ちと、それ以前にシュートを打とうという気持ちを持っていたので、あまり何も考えずに向かっていった。 --ここ数試合での変化について。結果を見れば、良くなったと言えるかもしれないが、今までの10試合とさほど差はない。本当に自分たちは良い準備をして試合に臨んでいます。失点のところで言えば、セットプレーで相手のほうに溢れてしまったり、それを防げていない。自分たちがゴールを奪えていなければ負けていたゲームなので、本当にそのギリギリの戦いを今日はモノにできました。今までもそういう試合はたくさんあって、出ていない選手や不慣れなポジションをやっている選手がチームのために100%取り組んでくれた結果なので、何よりも継続してハードワークをし続けた結果だと思います。ただ、1試合勝っただけで、まだまだ厳しい状況は変わらないので、より一層準備して臨みたいと思います。 --失点後に柿谷選手を中心に全員が集まって声をかけていた。そのあとに3点目が生まれたが、あのときはどんな言葉をかわしていたのか?磐田のサポーターの圧や声が近いので、意見を交換できる機会がなかったですし、誰が見ても状況的に良い雰囲気ではなかったので、一度全員を集めて一人ひとりが落ち着けるように声をかけた。仮に2-2になってしまえば、逆転ムードになってしまうので、「みんなで耐えていこう」ということを伝えました。
勝ててホッとしています。得点に絡むこともできて、すごく手ごたえを感じるゲームでした。 --磐田にボールを握られながらも流れの中ではやらせなかった。その辺の感触はどうでしたか?練習のときから相手に攻められたときのブロックのところは練習していた。みんなが焦れずに我慢してピッチ内でも「我慢しろ」という声が何度も聞こえるくらいみんなが集中力を高めてやれていましたし、2失点しましたが、オンプレーの中からみんな集中を切らさずにディフェンスラインを中心にできたと思います。 --コンパクトさというのは相当意識していましたか?中からまずは絞って外に出たらアタックしていく形で、3点目もそのような形から生まれましたし、良い形が出たと思います。 --静岡学園高の同期でもある古川 陽介選手と短い時間でしたが、同じピッチに立ったことについて。足に(疲労が)けっこうきていたので、次はお互いに万全な状態で長い時間ピッチに立てるようにしたいというのと、やっぱりアイツがボールを持つとめんどくさいというか、めちゃくちゃだるかったですね。本当にソワソワしていました(笑)。
ジュビロ磐田
監督
上位に行くためには非常に重要なゲームでしたが、前半の入りが非常に悪かった。そこが一番の敗因だと思っています。 --「前半の入りが非常に悪かった」と総括した理由を教えてください。あのCKになった場面(1失点目の場面)はスローインからでした。相手のスローインから僕も映像を見返していないので分からない部分もありますが、もしかしたら相手チームのほうが準備は早かったのかなと。対応していましたが、あそこはもっと良い対応ができたかもしれない。前節(・金沢戦)と同じようなシーンで失点してしまい、しかも早い時間帯ということもあったので、少なからず選手たちにダメージはあったかなと思います。ただ、それを理由にわれわれが試合を放棄するわけにはいきませんし、そこからもう一度自分たちが顔を上げてギアを上げることが少しできなかったかなと思っています。 --後半に入る上でどんな言葉を選手たちにはかけましたか?まずは僕が見た感じだと、前半は局面で負けていた。切り替えなどのベースの部分で僕の求めるレベルではなかったので、まずはそこをしっかりともう一度見直そうと選手たちを送り出しました。少し相手のシステム的に、難しいところもあったので、そこはハッキリとさせました。あとは次の1点が重要になるということは伝えました。それで得点は取ってくれたので、その後も失点はしてしまいましたが、後半の戦い方は選手たちがよくやってくれたと思っています。
徳島ヴォルティス
監督
まず、本当に苦しい試合でした。個人の選手としても、チームとしても非常に能力が高いジュビロさんとのゲームということで難しいゲームになることは分かっていましたが、自分たちが早い時間帯に先制点と2点目を取れたことがこのゲームと今までのゲームとの違いだった。今までもそういうチャンスというのはありましたが、そこを決め切れなかったことで難しくしてしまっていた。そういうところを決め切れたことが今までとの違いだった。もちろん苦しい時間帯もありましたが、ある程度落ち着いてコントロールされた中でゲームを進めることができたと思います。 --初勝利の心境は?ロッカーで涙を流している選手もいたし、多くの人がそういう感情だったと思います。もちろん自分たちが一番勝ちたいと思っていましたし、それを応援してくれる方々も勝ちたいという気持ちを持ち続けて、本当に長く待たせてしまっていたと思います。この勝利があったからといって大きく変えるわけではありません。ただ、この勝利がチームが1つになるための重要な要素の1つになればいいとすごく感じています。 --試合後に見られた選手との抱擁が印象的でした。自分も感情的になった瞬間でしたし、本当にそういう選手を抱えられていることが幸運だと思っています。37人のメンバーで戦うというのは、欧州だとないことですし、それによる難しいこともありますが、こういう集団を抱えられたことは幸運だと思っています。「結果よりも重要なことがある」と言った中の1つが自分の抱えている選手たちの素晴らしさだと思っています。 --[3-5-2]への評価は?本当に前進する意識を持ちながら大胆にチームは戦ってくれた。ただ、相手のホームということで相手も逆転するために圧を掛けてくると分かっていたので、もちろん苦しむ時間帯もあると思っていましたが、そういったことにも慌てず、中ではコントロールして試合を進められたと思っています。
ジュビロ磐田
DF 4
松原 后
本当にふがいない試合をしてしまった。サポーターにブーイングをされてしまいましたが、それも当然だと思います。本当にJ1昇格したいなら、もっと危機感を持って、こういう試合をしているようでは、絶対にJ1昇格は無理だと思います。強いチームはちゃんと安定した試合を積み重ねられると思うので、そこは自分たちの甘さだと思っています。 --試合の立ち上がりについて。立ち上がりも毎試合悪いですし、そこは自分たちも改善しようと取り組んでいますが、うまく相手にクオリティーで上回られてしまっているという現状はどこかで他人任せになっているのかもしれない。そこは自分も含めてこのクラブが失点することに慣れてしまっているのかなと思いますし、危機感を持ってやらなければいけないと思います。 --後半について。失点してから自分たちのサッカーができるようになるのではダメだと思うし、前半の最初からいかに後半のような、今年の磐田らしいサッカーを作り出していけるかが課題だと思っている。前半から相手を後半のように圧倒するじゃないですが、「磐田、強いな」と立ち上がりから思わせられるような試合をしていなければいけないし、そういうメンタリティーでやらなければいけない。
MF 10
山田 大記
立ち上がりの失点かつ、セットプレーの失点というチームが意識していたところで失点したところはやはり改善していかなければいけない。ただ、意識だけでは、問題は解決できないと思うので、立ち上がりにどう試合に入っていくのかを自分たちでもう少し整理したい。セットプレーは相手があることなので、必ずしもすべてを防ぐというのは難しいかもしれないが、最低でも前に入られないとか、例えばニアでやられていることが多いし、そこは相手も狙っている部分だと思うので、そこで最低でもやらせないとか、意識で改善できる部分はあると思うので、そこは次の試合に向けて改善したい。 --前半に感じていた難しさはどんなところにありましたか?守備はハーフタイムに横内さん(横内 昭展監督)から指示があったことでより明確になったところはありましたが、僕と藤川 虎太朗で縦関係になってアンカーを抑えるところで、少し相手がやりづらいように修正できたが、SBの選手にまで意思統一ができなかったので、少し中途半端になったところは反省点だと思います。 あのようなゲーム展開になったときに攻撃で少し怖がってしまうところが出たと個人的には感じながらプレーしていました。ある程度、良い距離感や関係性はできていますが、一つひとつの判断で前を向ける状況でも後ろへのプレーというのが多く、そこでなかなかリズムが出なかったと思うので、個々のメンタリティーも含め、チームで上げていかなければいけないというのを前半の内容から感じていました。 --後半について。単純に失点してしまって後ろ向きになってしまったというのはあると思います。プラスα、守備のところでハーフタイムにヨコさん(横内監督)から指示があったことで明確になったという話がありましたけど、役割が不明確な状況だと選手の中では迷いが生じてしまって、一歩遅れるというところで、局面のデュエルで不利になってしまう。必ずしもそこはメンタリティーだけの問題ではないというか、そこはピッチの中でゲーム前には監督からある程度、指示があった。でも、ゲーム中にいろいろな状況がある中で、ピッチ内でしっかりと変えられなかった部分はすごく僕自身も責任を感じている。そこをよりハッキリさせてあげれば局面で相手に勝てる確率が上がるので、ハーフタイムでの監督の指示を待つ前に、ピッチ内でもう少し修正できるようにならなければいけないと感じています。