清水といわきは2017年の天皇杯で一度対戦している。開始早々にロングスローから長谷川 悠が頭で合わせて清水が先制。後半には竹内 涼のミドルシュートが決まり、守っても後半はいわきのシュートを2本に抑え、清水が2-0で完勝した。そのときは清水がJ1だったのに対して、いわきは福島県リーグ1部に所属。あれから6年が経ち、J2という同じ舞台で戦うことになる。
清水は前節、徳島と対戦した。前々節から先発を7人入れ替えて臨んだ中、これまでのような連動性がなく攻めあぐねると、40分にFKを与えてしまう。柿谷 曜一朗がふわりとしたボールを入れると、清水はこれをはじき返すことができず、安部 崇士にワントラップからシュートを打たれて失点。秋葉 忠宏監督が「前半はふがいない、われわれが望んでいないゲームをしてしまった」と振り返った45分を経て、後半のスタートに3枚代えを行い、リズムを取り戻す。それでもゴールが決まらないまま90分が経過したが、後半アディショナルタイムに神谷 優太のCKを井林 章がニアですらすと、鈴木 義宜が叩き込み、劇的同点ゴール。アウェイで勝点1を奪って、ホームに戻ってくる。
一方のいわきは前節、甲府と対戦。31分に遠藤 凌がピーター ウタカを倒し、得点機会の阻止で退場となる。39分には松本 凪生のクロスからピーター ウタカに強烈なヘッドを決められて、先制を許してしまう。その後は元清水のGK高木和 徹が再三にわたるファインセーブを見せたが、得点を決めることはできず、0-1で試合終了。3試合連続で0-1での敗戦を喫しているいわきは、4試合ぶりの勝利を目指す。
[ 文:田中 芳樹 ]