これが町田の勝ち方。エリキの先制点を守り切り、上位対決を制す
FC町田ゼルビア
--相手の攻撃をはね返してのクリーンシート勝利となりました。ホッとしました。前節の岡山戦は自分のミスから失点につながっていました。責任を感じていたし、絶対にクリーンシートで終わろうと決心していた中でのクリーンシート勝利になったことはとてもうれしいです。失点も続いていましたし、今までやってきたことを再確認しようと、試合に臨んだ中で、チーム全員がここまでやってきたことを表現できていました。 --前半の途中までは間を使われる展開が目立ちました。ヴェルディさんがうまいのは分かっていましたし、ボールを握られる展開になることも分かっていました。無失点で進めれば、状況は変わりますし、最初はなんとかやられなければいいかなというメンタリティーで戦えていました。
東京ヴェルディ
監督
本当に残念です。サポーターとともに喜び合いたかったが、悔しい終わり方になりました。 前節・長崎戦で(見せた)、われわれがスタンダードとした試合を継続したいという思いで、前半40分くらいまではそのとおりになった。圧力を掛けて、相手をペナルティーエリアに入らせず、こちらは周辺までいったが、そこから先のクオリティーはこのチームの課題。いま強いと言われている相手にここまではできるが、そこからが足りないというのが明確になった試合かなと思う。 後半は、自分たちが圧力を掛けて相手陣でサッカーをすることができていたと思うが、相手は倒れて、われわれは倒れないというシーンがたくさんあって、自分たちはそれを見て、時間を稼がれている思いでイライラしていたのだろう。ただ、抗議でイエローカードをもらっているようなチームは勝てない。 抗議をしたのはおそらく事実で、イライラしていたのも事実だが、プレーで示さないとそのチームは勝てない。1人少なくなってもやりたいサッカーをしようとしたヴェルディの選手たちは、何も下を向く必要がないし、手ごたえがあったか、なかったかというとあったからこそ悔しい。
FC町田ゼルビア
監督
今日は深い意味合いのあるゲームとして位置づけていました。ヴェルディさんはJリーグを高いレベルで引っ張り、魅力ある歴史を築いてきたクラブですから、リスペクトと感謝を持った中で、今日の試合を戦いたいという思いで臨みました。近隣にホームタウンを構える同士ですし、同一カテゴリーでもありますから、なんとか結果を残して、歴史を塗り替えていく作業をみんなで力を合わせていこうという気持ちが試合の入りからありました。また、町田サポーターの方々が約1,000人、味の素スタジアムに足元が悪い中でも駆けつけてくださっていたので、そういった状況もわれわれのモチベーションとなり、試合に入りました。 互いに失点が少ないチーム同士の試合でしたし、我慢のやり合い、粘り合いが想定される中で、選手たちはよく耐え抜いてくれました。前半の終了間際のあのタイミングでゴールをできたことは、相手にとってショックだったでしょうし、効果的な時間帯でのゴールとなりました。得点をしたことで気持ちが少しラクになって後半を迎えられた印象です。 後半は守勢になることなく、前からプレスを掛けて、できるだけクロスを入れさせないように、シュートに持ち込ませないように、選手たちに奮闘してもらいたいということで送り出しました。後半に関しては、さほど危ない場面を作られることはなかったですし、選手にとっても、達成感のあるクリーンシートだったのかなと思っています。ここ数試合は失点もあった中で、われわれのコンセプトである失点をしないことや、粘り強く戦うことをもう一度見直すゲームにしたいと選手たちを送り出した結果、選手たちが徹底してくれたことでこうして勝利できました。まだまだ内容が伴っていない部分はありますが、次のホームゲームに向けて、連勝できるように準備をしていきたいです。
東京ヴェルディ
DF 16
山越 康平
結果がすべての世界なので、悔しい。試合は入りから、リズム的には悪くなかった。一瞬のスキからやられて(失点して)、厳しくなった。 急きょ、先発することになったが、いつでもいけるように準備してきたし、心がけていた。相手の2トップは強力だということはスカウティングでも言われていた。個人的にはバチバチとやれて楽しいところはあった。でも、個人よりも勝つことに貢献できればいいと思っているので、それができなくて悔しい。 --ミッチェル デュークに対しては?あのレベルの選手はなかなかJ2にはいない。バチバチと向かってくるFWは久しぶりだった。CBらしいプレーをしたな、という感じだった。
DF 6
宮原 和也
(前節・)長崎戦から、ゲーム内容については確実に良くなっている。ビルドアップでもみんなが受けにきているし、チャンスは作れていた。やっぱり、これを続けていくことでレベルアップできると思う。 --失点について。ああいう1つのチャンスで決めてくる相手だったと思うし、あの先制点で難しくなった。1つのスキも作ってはいけないと感じた。クリアが小さくなったのはあるが、プレスバックしてもっとシュートに対してプレッシャーに行けたのではないかと思う。そのことで、少しでもシュートがズレるかもしれない。そういうところが大事だと思う。
FW 30
佐川 洸介
--どんな指示を受けて入った?0-1で負けている状況だった。町田はCBが強いので、そこで負けないことが大前提で、(山田)剛綺がトップの位置で、自分がシャドーに入って間で受けて、展開して、クロスに入っていくというところ。後半は良い流れで入れていた。シュートも打てていたので、11人で戦えていたら、逆転できるという手ごたえはあった。 監督からは、試合後に「町田が1位だからといってやれないわけではなかった。負けたが、これからがもっと大事で、アウェイのときは取り返す気持ちを忘れないようにしよう」と言われた。自分もそう思うし、次は勝ちたい。