激戦必至の下位直接対決だ。22位の大宮と20位の水戸がNACK5スタジアム大宮で激突する。大宮の勝点14に対して水戸は勝点17と、その差はわずか1ゲーム差。得失点差では大宮がリードしており、ホームの大宮が勝てば順位がひっくり返る一方、アウェイの水戸が勝てば一気に突き放せる重要な一戦だ。まだリーグ前半戦で“残留争い”というフレーズを出すのは早いかもしれないが、シーズンを振り返ったときにターニングポイントになる可能性を大きく含んだゲームとなる。
現在10試合勝ちなしの大宮は、前々節・仙台戦から原崎 政人新監督の下で再起を目指しているが、その足取りはおぼつかない。その仙台戦こそ1-1のドローに終わったが、前節・甲府戦では5失点を喫する大敗で、心身ともに強烈なダメージを負ってアウェイから帰ってきた。
ただ、選手たちがもがきながらも前へ進もうとしている姿勢を見せているのは、苦境の中でも光明となっている。原崎監督も「いまが本当に変わるチャンス」と訴え、「そのチャンスは自分たちでつかまないといけない。なんとなくやってもそんな簡単につかめない。自分たちでつかみにいかないと」と、発破をかける。約2カ月ぶりの勝利に向け、大宮の選手たちは必死になって戦う準備を進めている。
対する水戸も3連敗中。前節は21位につけていた山口とホームで対戦し、PKでの1失点に沈む痛恨の敗北を喫した。今節の結果次第では、再び降格圏に転落してしまう。それだけは絶対に避けるためにも、前節の敗戦を糧に、今回こそ直接対決を制したい。
[ 文:須賀 大輔 ]