3試合連続で開始10分以内に失点していた群馬だが、前節の藤枝戦では前半のピンチを粘り強くしのいで、7試合ぶりの無失点。スコアレスドローではあったが、連敗しないという今季のチームの粘り強さをまたも見せた。今節は再度J1昇格プレーオフ圏浮上を目指し、3試合ぶりの勝点3を狙う。そのために必要なのはゴール。前節終了後、ゴールを奪うために必要なことを聞かれた大槻 毅監督は「練習。それしかないし、そこはウソをつかない」と答えた。
対する金沢の柳下 正明監督も、ここ何節かは試合終了後の会見で練習の重要性を強調し続けている。前節の清水戦ではボールを奪ったあとのパスや、チャンスになりそうなところでのパスがことごとくつながらなかった。そのため「トレーニングでもっともっと厳しさ、プレッシャーの中でやっていかないと難しいということを感じてくれれば」、「勝つためにはトレーニングでもっともっと考えるし、厳しいプレッシャーの中でやっていこうというふうに変わってくれれば……変わってくれるんじゃないかと思っています」と、選手たちに練習での意識改革を求めた。チームは3試合ノーゴールで3連敗。今節は4試合ぶりの得点を挙げて、連敗をストップしたいところだ。
1週間の練習で得点力が大幅に上がることはない。それでもこの1週間の中で両チームがどこを修正し、ピッチにどんな変化が表れるのか。どちらも立ち上がり15分の失点数がリーグワースト2位タイと多いだけに、序盤から試合が動くこともありそうだ。
[ 文:村田 亘 ]