大分は現在9勝4分5敗の勝点31で5位。開幕3連勝など快調なスタートを切ったが、その後、戦術が浸透するにつれて相手に対策されるようになり、思うように勝点を積めなくなっている。第15節からは3分1敗で4戦未勝利と足踏み中だ。前節の秋田戦は大雨によるピッチコンディションに影響されてスタイルの強みであるパスワークを封印せざるを得ず、完全に相手ペースの展開に。それでも、GK西川 幸之介のファインセーブなどでしのぎ切って、かろうじてスコアレスドローによる勝点1を得た。
主力を中心に負傷離脱者が多く台所事情も厳しいが、なんとか上位に食い下がるためにも早急な立て直しが求められる。チームはあらためてミーティングを行い、チームコンセプトを整理。攻撃の形など戦術面も共有して、今節は5試合ぶりの白星を期す。
一方の甲府は現在10勝2分6敗の勝点32で3位。第16節から3連勝中で、今節は今季二度目の4連勝を目指す。前節の大宮戦は立ち上がりの苦しい時間帯を持ち前の堅守で乗り切って先制すると、後半も須貝 英大のミドルシュートによる追加点や、ハイプレスからのピーター ウタカの2得点でペースを手繰り寄せ、三平 和司がトドメを刺して5-1で大勝した。今節はその勢いをアウェイにも持ち込みたい。
その勝点差はわずか『1』。順位転覆を狙う大分と、上位で足場を固めたい甲府の“シックスポイントゲーム”を制するのはどちらか。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
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