ホームの岡山にとって上位チームと直接戦える今節は、上位進出の大きなチャンスとなる。柳 育崇は「本当に何がなんでも勝ちたい」と意気込みを口にし、「東京Vは一人ひとりの能力が高い印象がある。どれだけ自分たちがプレスに強く行けるかが大事になる」と展望した。
前節・徳島戦は、ルカオとステファン ムークの2トップが相手に強い圧力を掛けたことで主導権を握ることに成功した。今節も先発が予想される両者には、攻守にアグレッシブさを出して東京Vにプレッシャーを掛けていく活躍が期待される。その中で、どうやってゴールをこじ開けていくかにも注目が集まる。
東京Vは町田の次に失点が少ないチーム。木山 隆之監督はそう簡単に得点を奪えないことを覚悟し、「すごくしつこくやっていって、セットプレーも含めてお互いにどっちが1つ上回るプレーを出せるかという試合になると思う。逆に言えば、変なミスをしないかという勝負になるような気がする」と見据えている。交代選手も含めて、チーム全体で粘り強く戦っていく中で得点を奪っていきたい。
東京Vにとっても今節は連敗を阻止したい重要な一戦で、ホームで2試合無得点が続いたイヤな流れを払しょくしてホームに戻ってきたいところ。7日に行われた天皇杯2回戦では、群馬にセットプレーから先制を許したが、CKの流れから同点に追いつき、ロングスローから決勝点を奪って3回戦進出を決めている。今節も攻守においてセットプレーの局面が重要なポイントになることは間違いなさそうだ。
[ 文:寺田 弘幸 ]