いわきは6月14日付けで村主 博正監督の契約解除を発表。後任には地域リーグ時代から指揮を執り、Jリーグ参入に導いた田村 雄三ゼネラルマネージャーが就くことになった。20試合を終えて4勝4分12敗。何より14得点はリーグ最少で、直近の試合からはいわきらしい“魂の息吹くフットボール”の姿が薄れていっていた。田村新監督は「選手が前向きにサッカーに取り組めるように、そして選手が躍動する姿を取り戻して、観に来てくれるサポーターに何かを感じてもらえるような試合をしていきたい」と決意表明した。
チームスローガンにある『容赦なく挑み続ける』スタイルを取り戻すためにも、田村監督体制の初戦は重要な意味を持つ。勝利を追い求めるとともに、チームとして大事にしている部分を体現して、後半戦に向けて前を向けるような試合にしたい。
対する千葉は、明治安田J2第15節・甲府戦から3連勝を挙げて上昇気流に乗ったと思いきや、そこから3連敗と調子の浮き沈みが激しい。前節・水戸戦は小森 飛絢の得点で先制したが、前半のうちに追いつかれると、後半に失点を重ねて1-4と大敗を喫した。ここまで勝利した試合はすべて1-0。2得点した試合もあるが勝利につながらず、小林 慶行監督の志向するサッカーが結果につながらないもどかしさを抱えている。後半戦はホーム連戦から始まる。そこに向けて良い兆候を作りたい。
また、千葉には元いわきの日高 大が在籍。序盤はケガもあって出遅れたが、次第にフィットしていき、いまでは替えの利かない選手になった。凱旋試合になる今節、成長した姿を古巣に見せられるか。
悪循環から抜け出すために、そして後半戦を良いモチベーションで迎えるためにも、ともに勝利が必須の試合だ。
[ 文:柿崎 優成 ]