序盤戦は苦戦し、今季初勝利が明治安田J2第12節・磐田戦となった徳島。しかし、その後は着実に勝点を積み上げてシーズンを折り返した。ベニャート ラバイン監督は前々節・山形戦後に「チームとして一歩前進した」と言葉にし、堅い守備と効果的なビルドアップだけではなく、開幕前から取り組んできた前線からのプレスも織り交ぜた、アグレッシブな守備も機能するようになってきた。前節・仙台戦もその一端が見られ、「90分間のうち80分くらいで良い内容と言えるような試合ができた」(ベニャート ラバイン監督)と攻守ともに成長している。しかし、勝点に着目すると取りこぼしが見られ、ここ2試合も引き分けている。
徳島とは対照的に、上々な滑り出しとなった群馬。4連勝を挙げるなどして一時は4位まで浮上した。佐藤 亮が4得点6アシストとチームをけん引し、周りを生かしながら自らも輝ける存在感を発揮中。しかし、徳島同様に勝点獲得のペースは停滞気味で、6試合未勝利という状況にある。
今節の分かりやすい注目点は、両者とも累積警告により不在となる選手がいること。
徳島は、18試合に出場し、3CBの一角に名を連ねる左利きの安部 崇士が出場停止。群馬は、全22試合に出場し、ボランチの一角を担ってきた天笠 泰輝が出場停止。
停滞気味の現状を勝利で打破するのは徳島か、群馬か。そして、替わって出場機会をつかむ選手の活躍はいかに。
[ 文:柏原 敏 ]