ホームのいわきは前節、栃木と対戦。途中出場の岩渕 弘人がきっ抗した展開に風穴を開けるシュートを叩き込み、ホームでは3試合ぶりとなる勝利をもたらした。これで長期離脱明けから、いずれも途中出場で3試合連続ゴール。本人は「出来過ぎ」と振り返るが、彼にはいま、ゴールの雰囲気が強烈に漂う。
そして、チームは田村 雄三監督就任後、2勝2分と息を吹き返している。攻守の約束事を変えたことやボールを持つ意識づけが顕著に表れ、そこにパスワークから崩す場面が増えた。得点になってもおかしくない場面が増えてきているだけに、ここ2試合決められていない流れの中からの得点が生まれることを期待したい。
アウェイの水戸は前節、徳島と対戦。開始早々に相手のパスワークに翻ろうされ、先制点を許してしまう。しかし、後半の立ち上がりに追いつくと、70分には途中出場の安藤 瑞季が逆転ゴール。その直後にもセットプレーから追加点を挙げ、4試合ぶりの勝利を収めた。
いわきとの勝点差は『3』。今節の結果次第では順位をひっくり返される可能性がある。水戸にとっては残留争いから抜け出し、中位に参入できるかの瀬戸際で勝利を収めて、中2日で迎える天皇杯3回戦・川崎F戦に備えたい。
前回対戦は明治安田J2第2節。シーソーゲームの末に勝点1を分け合い、いわきはJ2昇格後初の勝点を獲得した。あれから約4カ月。いわきはホーム2連勝と降格圏脱出を狙う。
[ 文:柿崎 優成 ]
