2023/7/9 (日) 18:04 KO
第25節
入場者数: 38,402人
天候: 曇|気温: 29.3℃|湿度: 61%
白熱の一戦はドローで決着。町田はリードを守り切れず
東京ヴェルディ
前半で2失点はすごくもったいない。2失点目に関しては、自分がスローインで稲見(哲行)に投げたところからだった。前に投げたほうが良かったとも思ったが、自分たちがこういうサッカーをしていると、起きるのも承知していたものではあった。だからこそ、失い方やリカバリーパワーのところの改善もしたい。稲見がCBをやったり、(谷口)栄斗がケガをする中で、新井(悠太)と染野(唯月)を中心に追いつけて、逆転のチャンスもあった。最後にはピンチもあったという試合。 この雰囲気で、38,000人のお客さんがいる中で、あきらめる選手はいなかった。サポーターの声援は特に力になった。それで同点になったといっても過言ではない。相手も割り切って後半の途中から5バックにしていたので、サイドから攻撃しようということで2点を取ることができた。
FC町田ゼルビア
監督
立ち上がりから国立というピッチの重圧やプレッシャーに押しつぶされないように、試合の入りが大事だという話をしている中で、2点を先行し、前半を終えられたことはとても評価できることです。まさにそこまではプランどおりでした。そして後半の序盤に荒木(駿太)を入れてからは、相手とのかみ合わせをよくする上で形を変えました。そのあとは、後半の20分過ぎや30分近くまでは相手がなかなか入ってこられない状況を作れましたが、疲労のある選手を交代していきました。交代選手の出来が良かったとか悪かったとかそういった話ではなく、この国立というピッチの雰囲気に対して、選手たちが少し浮き足立っていました。 疲労感はあったと思いますが、もっともっとできたことはあったなという印象です。いずれにしてもサイドからのクロスでの失点は何試合もしていなかったですが、その形からミスがまだまだ出てくるようでは、甘いなと思います。クロスに対しても、寄せ方が甘くなる時間帯もあったと感じています。リーグ戦であるため、これが今季最終戦ではないですし、勝点1を取れたことをポジティブに捉えて、ヴェルディさんとの勝点差が縮まったわけではないですから、多くの反省材料を持ちながら次の試合を迎えられること、また、足踏み状態であることが逆にポジティブな材料につながるかなと思っています。選手全員に対しては「上を向いて、次の試合に向けた準備をしていこう」という話はしました。
東京ヴェルディ
監督
正直、勝ちたかったです。2点を先に失って難しくなったが、サッカーをやっていれば必ずチャンスがあると思っていた。相手はとにかく倒れて、やれないかと思っていたあとにまたプレーする。それに対して、選手は辛抱強く、我慢強く、それで追いついたからこそ、サッカーで勝ちたかったと思います。サポーターの力も非常に多く感じていたし、無念にしか感じていない。5連戦、あと2試合あるので、今日の気持ちを持って戦っていきたい。 --相手が時間を分断してくるというところでの対応については、前回も反省の弁を述べていた。じれることなくできたのは選手の進歩か、対策を講じたのもあったのか?もちろん選手の進歩はあると思う。勝てなかったので、成功体験という単語は使えないかもしれないが、首位の町田を相手に2点を取り返せたのは自信にしたい。時間を分断する行為がものすごく多いというのは、J2を戦った上で感じている。自分たちのリードで極端にそれが出てくるチームと、自分たちがリードしてもほとんど変わらないチームがあり、われわれは後者だと思っている。変わらないチームのほうが少ない。サッカー界をJ2でも下支えしていると感じているし、そのリーグのチームでも天皇杯ではJ1を凌駕していくということを考えたときに、サッカーのクオリティーの追求をわれわれはしている。われわれはわれわれの道をいく。
FC町田ゼルビア
FW 25
藤尾 翔太
--先制点の場面を振り返ってください。(安井)拓也くんからエリキにボールが入ったときに、そこからチャンスが来たらいいなと思っている中で、ボールがこぼれてきて、うまく決められて良かったです。ボールが来そうだなという位置にいられたことも大きかったです。 --国立という大舞台を経験して。初めての国立でもっと硬くなるかなと思っていたのですが、意外と平常心でプレーできました。会場に着いてからはいつもと違う感覚になりましたが、時間が経つにつれて落ち着いてきましたし、試合が始まるころには集中して平常心で臨めました。
MF 16
宇野 禅斗
--高校選手権で経験している国立の舞台がケガからの復帰戦となりました。3カ月近くリハビリ期間が続き、ケガが回復し切れずに時間はかかりましたが、国立という舞台で復帰できたことはいろいろな方々に感謝しなければなりません。復帰するまでいろいろな方々に携わっていただき、皆さんに感謝したいです。ただ練習試合もこなしていないですし、ゲーム形式の練習に入ることもなく、メンバーに選んでいただきました。ぶっつけ本番に近かったですが、自分のやるべきことは明確でしたし、やるべきことも理解してピッチに立ちました。 --リードしている展開で起用されただけに、最終的に追いつかれたことは悔しい気持ちもあるのでは?ほかの交代選手とともに流れを変えるつもりで入りましたが、その思いとは裏腹に結果的に追いつかれてしまったことに関しては責任を感じています。チームを勝利に導けなかったことは大いなる反省点です。