2023/7/9 (日) 18:03 KO
第25節
15'
入場者数: 4,765人
天候: 雨のち曇のち雨|気温: 27.1℃|湿度: 89%
かくも堅い山口のゴール。今節も無失点で新体制初の連勝
レノファ山口FC
--完璧に近い前半の出来だったと思います。まずは自分たちのビルドアップを安定させるというところで、自分がCBに入ったときの役割はそこだと思っていました。その中で自分たちの時間を多く作れたと思いますし、ラインブレイクしてゴールに迫るという点ではかなり良い感覚もありました。実際にその回数も多かった。そこで2点くらい取れれば良かったんですが、ラッキーな形で1点取ることができて、後半は相手がやり方を変えてくる中でうまく捕まえ切れずに押し込まれる場面もありましたが、ちょっと割り切ってブロックを作りました。ブロックを作るというところでは、相手を引き寄せて奪ってから自分たちのボールを大事にする。ちょっとミスもありましたけど、トータルして無失点にできたことも含めて良かったんじゃないかなと思います。 --後半は押し込まれていたが、決定的なピンチはほとんどなかったという印象です。ボールにアタックはしますけど、それがうまくいかなかったときのリトリートの仕方もうまくできていると思います。ブロックを作って相手を中に入れさせないこと。相手のボール回しを扇状に外回しにさせて、入ってきたところを厳しく行く。そういうことが特に後半はしっかりできていたと思います。クロスが一番危ない形になるだろうなと思っていましたけど、上げさせないための努力と中でマーカーが厳しく体をぶつけることもできていたと思うので、それが無失点の要因かなと思います。 --5試合連続無失点ですが、チーム内で自信のようなものは感じますか。守備に関してはボールに行けているぶん、ほぼマンツーマンなんですけどタイトに行くことができていると思います。今までだとちょっとボカしながらやるところもありましたけど、いまはそれがなくなってしっかり人にアタックできている。守備のときにハメている感覚はかなりあります。そこを個人が強い相手に対してやるときは修正することはあると思います。ただ、5試合続けられているところは自信にしてまたトライしていきたいなと思います。
--完璧に近い前半の出来だったと思いますが。長崎さんと対戦するときはいつもあんな感じというか、2トップで自分たちのCBとアンカーのところを消しながらやってくるんですけど、そこで数的優位が作れていたのでうまく運ぶことができていたし、背後も取ることができていました。自分のところもチャンスがあったし、もう1点くらい取れていたら良かった。 --長崎はCBとSBの間が開きやすい。そこに走り込んだり、そのスペースを相手ボランチがケアしてきたらその手前のスペースを使ったりと、攻めが効果的でした。自分としてはやっていることは普段と変わらない。相手がどこで触られるとイヤなのかを意識しながら自分のところで前を向く。それができたら攻撃のスピードが一気に上がるので、そこは意識していました。 --後半は押し込まれる時間が続きました。90分間、前から行き続けたいというのは理想としておそらくあると思うんですが、そこが無理だったときに今日で言えば、自分たちの最終ラインと中盤の間のスペースを長崎さんの途中出場の選手たちがうまく使い始めてきたので、コンパクトでない状態が生まれました。そこで監督から「そこを閉めて相手のCBには持たせてもいい」という指示もあったので、うまく割り切ることができました。ああいう展開でも勝ちにつなげることが、僕たちの順位を考えたらいまは大事。あそこからうまく前に持っていく体力や工夫もまだまだ必要ですけど、3連戦の最後でキツさが影響したところもあったと思います。 --押し込まれたが、ピンチは少なかった印象です。最終的にはクロスで来るというのがありました。僕が後半、守備をしていてイヤだったのは、自分たちの右サイドに人数をかけられて、ハーフスペースのところを使われることでした。 --5試合連続無失点。守備についての自信は?明らかに変わりました。これは続けていきたいですし、理想はこれをずっと続けること。ただ、まだシーズンは半分近く残っているし、うまくいかない時期は絶対に出てくると思う。そういうときにみんなでまとまって、監督が求めることをやれるかどうかは大事になってくるかなと思います。
V・ファーレン長崎
監督
戦術的なところで相手が上回った試合だったな、というのが第一印象です。後半になってもう少し前からプレスでハメるという意気込みで入ったんですが、そのプレスでうまくハメることができなかったなという印象です。ほかの試合を見ると、もっと良いプレーができている試合もあったので、この試合でも、もっと良いプレーをするべきだと思いました。 --失点の場面について修正すべき点は?映像を見ていないので、ちょっとまだコメントするのは(難しい)。クリアしたボールがエリア内に落ちたような形だったと思いますが、何も見ていないので、まだなんとも言えないのが正直なところです。 --前でボールが収まらないときの攻撃について、選手たちにもっとチャレンジしてほしいところがあれば教えてください。周りの選手にボールを出すタイミングを見ないといけない。そういう話をしないといけないと思っています。そのタイミングさえ見逃さなければ、しっかりキープできると思いますし、明確にプレーできると思うので、そこを選手たちには言わないといけないと思っています。 --試合後、選手たちにはどんな話をしたのでしょうか。試合後についてはまず、オフでしっかり体を休めてもらって、そのあとにこの試合のことを。そして、その次の試合の話をしようと伝えました。 --後半開始から名倉 巧選手とクリスティアーノ選手を投入した狙いは?2人にはもう少し流動性を求めました。名倉についてはしっかりボールを持つことができて、しっかり動ける選手だと思います。結果的には2人が入ったことでボールを持つ時間が増えたのかなと個人的には感じています。そして、名倉も含めて、若手の選手が多くなったところでチームとしてうまくハメるところを整理できなかったかなと思います。
レノファ山口FC
監督
前半はとても良かったです。チーム(の出来)も良かったし、ボールも支配できていた。かなりコンプリートな前半だったと思います。後半、われわれは疲れてしまって、ボールを保持するのが少し難しくなりましたが、相手が攻撃に力をかけてくるのは当然だと思います。それに対して、ウチは守備ができました。もちろん苦しみましたが、勝利に値するだけのものは見せたと思います。 --後半はシュートがなかったと思います。逆に守備では押し込まれたが、決定機は与えませんでした。後半の守備の出来について。後半の守備は本当に良かったと思います。実際に失点もしなかったですし、もちろん攻められる時間は長かったですが、相手に明確なチャンスも作らせなかったと思います。それは良い守備ができている証拠です。われわれは前半に先制できていたし、そのゴールを守り切る作業がしっかりできたと思います。
V・ファーレン長崎
MF 14
名倉 巧
勝てなかったことがすべてです。上位争いをしている中で大事な試合だったので、そういう試合を落としてしまったことはすごく残念です。ただ、まだ試合は続くので切り替えてやっていきたい。 --ケガからの復帰戦になりましたが。ゴール前でボールを持ったときなど、もっとシュートまで持っていくことや決定的なパスを出すことが今日はできなかった。もっとボールを受ける回数を増やして、ゴールに絡むことを今後やっていかないといけないと感じました。 ケガから復帰して今日で3週間だったんですけど、一日でも早く試合に出たかったですし、試合に出るためにやれることをやってきました。あとは監督が選ぶだけ、という感じでしたけど、今日は早めに使ってもらったのに期待に応えられずに悔しいです。 --勝つために必要だったことは?どんなサッカーでも勝ち切ることがいまは大事だと思っているので、うまくいかないときでもどれだけ勝ち切れるかが大事。僕が入ったことで相手よりも試合内容で上回っていけるように、そういう助けができるように意識していきたいです。
FW 32
ジョップ セリンサリウ
初めてJリーグの舞台に立って、ゴールを決めてヒーローになりたかった。それはかなわなかったですけど、すごく楽しかったです。 --リーグ戦初出場になりましたが。FWなのでゴールを決めてチームを勝たせたかったんですけど、それができませんでした。ただ、ほかの選手たちからは「良かったよ」とも言ってもらったので、(出来としては)50点くらいかなと思います。 --試合中にファビオ カリーレ監督と話している場面もありましたが、どんな指示が?「守備のときに相手のボランチを捨てて、相手のCBにプレスを掛けろ」という指示でした。 --今後について。FWなので、ゴールをたくさん決めていきたい。フアンマ(デルガド)もいますけど、超えていけるように頑張っていきたいです。次もメンバーに入れたら先発、途中出場にかかわらず、ゴールを取りたいなと思います。