前節はアウェイで東京Vとの一戦に臨んだ長崎。立ち上がりから東京Vにボールを保持される展開となったが、粘り強い守備でしのぐと、クロスから増山 朝陽に加入後初得点が生まれて先制に成功。後半の立ち上がりにカイオ セザールが退場となってしまうが、数的不利の状況でフアンマ デルガドが追加点を奪う。終盤は東京Vの猛攻にさらされたが、反撃を1点にとどめ、2試合ぶりに勝点3をつかんだ。
対する山口は前節、ホームで山形と対戦。“みちのくダービー”に大勝し、勢いに乗る山形を相手に、前線からのアグレッシブな守備で対抗。0-0の状態で試合を進めていくと61分、高橋 秀典のクロスを沼田 圭悟が合わせて先制点を奪う。リード後は圧力を強めてくる山形に対して、最後まで集中した守備を展開。そのまま逃げ切り、3試合ぶりに勝点3をモノにし、無敗記録を4試合に伸ばした。
両者の前回対戦はわずか1カ月前。そのときは山口が先制したが、長崎が追いつき、引き分けに終わった。夏場の3連戦の3試合目で疲労が心配されるが、特に長崎は前節で退場者を出し、約50分間を10人で戦っている。さらに、今節はエースのフアンマ デルガドとカイオ セザールが出場停止。選手個々の疲労度を見ながらにはなるが、ファビオ カリーレ監督も選手起用には頭を悩ませることになるだろう。
一方の山口はフアン エスナイデル監督が就任した初戦の甲府戦こそ0-4で敗れたが、以降はすべて無失点で4試合負けなしと好調をキープ。初の連勝でさらに順位を上げたい一戦となる。
[ 文:杉山 文宣 ]