両者の前回対戦は、2-1で清水がリーグ戦の今季ホーム初勝利を挙げた。城福 浩監督は「(先制するなど)良い試合の入りをしたが、前半のうちに、いつ点を入れられてもおかしくない押し込まれ方をした」と振り返り、「われわれから圧を掛けないと押し込まれる」と今節に向けて展望している。稲見 哲行は「J1での経験が多い選手たちに対して、どれだけ自分が通用するか。チームとしても1つの基準になる」と話した。前回対戦を経て、東京Vの成長を示したい。
東京Vは前節、ホームで水戸に0-0と引き分け。チャンスは作ったものの、ゴールを奪うことができなかった。水戸戦で欠場した齋藤 功佑は「間で受けてつなぎ役になりながら、良いリズムを作りたい」と述べた。彼のいる中央からの攻撃、そして、チームとしての強みであるサイド攻撃を生かしてゴールに迫れるか。それらを行って、ホームでのリーグ戦10試合ぶりの勝利をつかみたい。
清水は直近6試合で4勝2分と好調を持続させており、4位まで浮上してきた。勝点3差で3位の東京Vに勝利することで順位を上げたい。東京Vの平 智広が警戒していたのは攻撃陣。「チアゴ サンタナはタメを作れるし、北川(航也)選手はザ・ストライカーで動き出しの質が高い。カルリーニョス ジュニオは中に入って数的有利を作ってくる」。流動的でありながら、個の能力に秀でたアタッカー陣がいる。
清水はリーグ最多得点を誇り、東京Vは町田と並んで最少失点タイのチーム。J2随一の矛盾対決を制するのはどちらか。
[ 文:田中 直希 ]
