ホーム連戦となる長崎は前節、熊本との“九州ダービー”に臨んだ。試合前に体調不良者が続出する中、立ち上がり5分までに2点を先行する果敢な試合の入りを見せると、後半に入っても2点を追加。逆境をはねのける大勝を収め、J1昇格プレーオフ圏内復帰を果たした。
対するいわきは前節、ホームで磐田と対戦。攻勢に出る時間が長く、シュート数も相手の9本に対して、倍以上となる21本を放ちながら、終盤に一瞬のスキを突かれて失点。互角以上の試合を展開しながらも、「クオリティーの差」(田村 雄三監督)を突きつけられる結果となってしまった。
両者の前回対戦は第12節。この試合でもいわきは長崎の4本を大きく上回る21本のシュートを放ったが、相手の好守もあり、ゴールをこじ開けることができず。長崎は逆にフアンマ デルガドが少ないチャンスをモノにして、1-0で勝ち切っている。前節同様、いわきはクオリティーの差で悔しい敗戦を味わっただけに、今節はよりゴール前の精度にこだわっていきたいところだ。
長崎としてはひさびさの連勝を果たし、さらに順位を上げていきたいところ。昇格と残留、明確な目標がある両者だけに、その思いの強さが勝敗に直結するはずだ。
[ 文:杉山 文宣 ]