アウェイの群馬は、11勝11分7敗の勝点44で8位。大槻 毅監督の徹底した分析により相手の長所を消し、焦れずにカウンターから決定機をモノにする。この夏の移籍期間に攻撃の中心選手である長倉 幹樹が抜けたが、補強した杉本 竜士が鋭いドリブルなどで早速存在感を発揮。GK櫛引 政敏を筆頭に、CB酒井 崇一ら粘り強く守れる選手たちがそろい、ボールを奪えば速攻を仕掛ける。その攻撃ではキック精度の高い佐藤 亮が重要な役割を担い、前節・栃木戦ではFKから決勝点につなげた。今節も注目だ。
ホームの仙台は、8勝9分12敗の勝点33で15位に沈んでいる。シーズン途中で堀 孝史監督に交代して巻き返しを図っているものの、後半戦はいまだに勝利がない。左の氣田 亮真や右の松崎 快を中心としたサイド攻撃が次第に形になってきただけに、確実に決定機を手にしたいところだ。
仙台は前節・磐田戦で先制されてから守備が大崩れして4失点したため、まずはGK林 彰洋を中心に立て直したい。CBとして出場を続けてきた菅田 真啓が今節は出場停止のため、再編成される最終ラインにとっては踏ん張りどころだ。前節に途中出場した小出 悠太や、カバーリングに長ける若狭 大志の奮闘が期待される。また、中盤でバランスを制御できる長澤 和輝や、突破力のある齋藤 学がこの夏に加わった。経験豊富な選手たちの力も、勝利につなげたい。
[ 文:板垣 晴朗 ]


