自動昇格圏につける2位の磐田を、前節・いわき戦に引き分けてJ1昇格プレーオフ圏から外れた7位の甲府が迎え撃つ明治安田J2第31節。磐田も甲府も、現在J1で首位の神戸に天皇杯で大敗したチームだが、J2の中では磐田は個の能力が高い選手がそろうチーム。甲府と磐田の対戦成績は、リーグ戦とリーグカップ戦を合わせて甲府の2勝10分11敗。最近の記憶では勝てそうな試合をしても引き分けたり、落としたり。前回対戦は林田 滉也のプロ初ゴールで先制したものの、FKへの対応でアラート感を欠いてミスが重なり、追いつかれての引き分けとなっている。
第28節・栃木戦、前々節・金沢戦は下位相手に複数失点で敗れており、守備に課題を抱えている。磐田には強力な攻撃陣がいるだけに、無失点に抑えられるかは重要なポイント。
今週に入ってGKマイケル ウッドを京都から、DF松田 陸をC大阪から、MF中村 亮太朗を鹿島から、いずれも期限付き移籍で獲得。裏を狙ってくる磐田のストライカー(ジャーメイン 良、ファビアン ゴンザレス)をどうケアするのか、前からのプレスをハメられるのかという課題はあるが、松田や中村という新加入選手の質や経験値を注入して変わる、修正する、進化するきっかけにできるのかが注目される。磐田は2ポイント差で清水と東京Vに迫られており、敗れた前節・町田戦からの修正を勝利につなげないといけない。自動昇格圏に迫りたい甲府と、3位以下を突き放したい磐田の戦いは激しくなりそうだ。
[ 文:マツオ ジュン ]