2023/8/19 (土) 19:03 KO
第31節
入場者数: 5,722人
天候: 晴|気温: 27.9℃|湿度: 86%
残留への大きな積み上げ。攻勢を強めた栃木が逆転勝利
栃木SC
--ゴールシーンを振り返ってください。あのときはカルロス(グティエレス)がボールを切らずにつなごうとする選手だと瞬間的に感じて、そうしたらたまたま自分のところにボールが来ました。途中出場したのですが、点を取るまでは積極性がなくて、ベンチからも自分がボールを受けたときに「前を向け!」と散々言われていたんです。あのシーンはペナルティーエリア内だったし、思い切っていこうと決めていました。斜め後ろに吉田(朋恭)選手が走り込んできていたのでパスを出そうと思いつつ、相手DFが一瞬動いたので縦に抜けて、あとは左足を思い切り振れたので良かったと思います。 --ご自身のあんな強引なシュート、見たことがないです。そうですね(笑)。いまは勢いがあるんだと思います。積極性が最近のゴールにつながっていると思うし、ペナ(ペナルティーエリア)内だったし、自分で行くんだと決めていました。迷いなく行ったのがゴールにつながったと思います。 --アウェイで2勝目、今季8勝目になります。試合後のロッカールームの雰囲気は?試合後の雰囲気は当然良かったですけど、やっぱり2つ連続で勝たないと順位が上がらないですし、「次はマジで勝とうぜ」という話はみんなでしました。次はダービーだし、この前は甲府に勝ったあとのダービー(J2第29節・群馬戦)で負けてしまったので、反省を生かしてアグレッシブに戦いたいと思います。 --次節・水戸戦、自身としては3試合連続ゴールが懸かります。そうですね。3戦連続だったら印象は違うし、また自分自身も上がっていけると思うので、集中して迎えたいと思います。
V・ファーレン長崎
監督
前半についてはすごく良いシーンがたくさんありました。マテウス ジェズスやマルコス ギリェルメが相手の背後を突いてチャンスを作ることができました。後半については前半の最初のほうでパス回しが良かったので、それを継続すること。あとはもっとテンポアップをしてくれと話しました。退場者が出ましたが、それでもチャンスは作れたと思います。ただ、自分たちの不注意で2失点してしまいました。今後、残り11試合は1試合ずつ決勝戦のつもりで戦わないといけないです。 --マテウス ジェズス選手と中村 慶太選手が2列目で並ぶような[4-3-3]でしたが、以前から準備していたのでしょうか?2人とも技術の高い選手で、ボールを持てば違いを生み出してくれます。この試合については[4-3-3]で準備していました。 --退場者が出て、プランを変更した部分は?1人少ない中でできることは少なかったと思います。シンプルに[4-4-1]に変えました。鍬先 祐弥と増山 朝陽を投入することでもっとパワーが出るようにしました。マテウスか中村かで交代は迷ったんですが、高さがあるのでマテウスを残しました。 --試合後、選手たちにはどんな声かけをしましたか?選手には顔を下げるなと。顔を上げて、残り11試合を決勝戦のつもりで戦わないといけないし、プレーオフ圏外になっているのでまずはそこに入らないといけないと伝えました。
栃木SC
監督
いろいろと言いたいことがありますが、前節(・徳島戦)、退場者を出してしまってから逆転をしたにもかかわらず勝ち切れなかったという悔しさはチーム全体として感じていました。今日は逆に相手に退場者が出ましたが、退場したときの相手の気持ちを踏まえ、焦らずに攻めて追いつくことでどれだけメンタル的に厳しくなるのか、僕らは前節で経験できたこともあり、今日は慌てずに自分たちのストロングを出し続けるように進めることができたと思います。今日の勝点3は本当に大きいと思いますし、残りは11試合ありますが、次も勝てるように、次はホームでのダービーがありますから、しっかり準備します。また、後半戦が始まってから引き分けも多いのですが、負けない戦いがしっかりとできているので、前節も言いましたが、ネガティブなところに目を向けるのではなく、ポジティブなところをたくさん見つけて、複数得点も連続で取れていること、ゴール前に人が入っていけるようになっていること、今後もこれを続けていくだけだと思います。今日、長崎まで来てくれたサポーターを喜ばせられたことは良かったし、また次のカンセキに来てくれるサポーターを喜ばせられるように今から準備していきたいと思います。 --相手に退場者が出てから慌てずにストロングを出すという部分、特にサイド攻撃では相手のポケットを丹念に狙っていくところを共有されていたように見えました。退場してから共有するのはなかなか難しいところはありましたが、僕らは前節で退場者を出してしまったあと、[5-2-2]、[5-3-1]という形で守りました。今日の長崎さんは前半に[5-4-1]で守っていたところを退場者が出たことで[4-4-1]で守るようになってくれたのですが、僕らがゲーム前に彼らのシステムを想定し、崩すイメージの共有はしていました。退場者が出る前はなかなか出づらかったですけれど、[4-4-1]になってくれたことであのポケットが取りやすくなったことは間違いないと思います。
V・ファーレン長崎
DF 18
今津 佑太
--先制するまでは良い流れで試合を進めることができていたと思いますが?ここ最近は整理できているというかクリアになっていた部分があったので、ストレスなく、かつ、相手を裏返しする作業。相手が前がかりになったら背後を突く。それを小気味よく、やれたのは良かったと思います。あとはもちろん、サッカーなので先制してそこで(相手を)受けることが悪いとは思わないですけど、1-0の状況で多少は受けないといけないところはあるし、その中でちょっと受けてからはね返していくパワー、作業というところが(足りなかった)。ただ、それが足りなかったとしてもスコアを動かされなければ問題なかったし、それくらいの余裕が必要だった。 失点してしまって、1人少ないからもちろん難しいんですけど、その中でも個人的にはあのままでも守れる自信はありました。ただ、結果的にああなってしまったのであれば、もうちょっと(プレッシャーに)行くところは行かないといけなかったというのは俺らが発信しなければいけないところもあるし、もうちょっと感じてほしいところもある。誰かの責任ということではなく、それができなかった以上はこの結果から反省しないといけない。最悪でも1-1で終わらせないといけないゲームだった。ポジティブに捉えられる結果じゃないし、自分たちはいまそういうフェーズでもない。でも、やり続けるというところはどんな結果でも変わらないので、修正して、もっとアグレッシブで、面白くて、強い長崎というのを自分たちのプライドを懸けて見せないといけないところかなと思います。
MF 47
マテウス ジェズス
良い試合はできたと思いますが、自分たちの不注意なところがあったし、そこは修正しなければいけない。失点を減らさないといけないし、良い試合をしても勝てなければ意味がないので、そこは修正していきたい。 --退場者が出て以降の試合運びについて。1人少ないとポジショニングで難しい部分はあるんですが、鍬先 祐弥が入ってから2人で良いバランスでできていたと思うし、1人少ない中でもチャンスは作れたと思います。 --加入後、初出場になりました。ブラジルとはスタイルが違うし、日本のほうがインテンシティーが高いし、速い。今週の練習で慣れるように取り組んできましたが、結果が残念です。ただ、フル出場できたのは大きなことですし、次は勝てるように頑張りたいです。 --勝つために必要なことは?チャンスは作れているので、不用意な失点を減らすことが必要だと思います。そこは監督を中心に来週から修正していかなければいけないと思います。
FW 50
中村 慶太
--先制するまでは流動的にポジションを取ってうまくボール保持ができていましたが?相手がマンツーマンでハメにきたらフアンマ(デルガド)に入れる。それ以外の形で守備をしてきたらつなごうという話でした。前半はうまくいったと思いますけど、もう少しつなげたんじゃないかなと思います。後半の入り方もなんとなくになっていたし、そこから退場者も出してしまった。でも、10人になったからといって変えなくても良い部分まで変えてしまった。栃木のプレッシャーのギアがそこから上がったかというとそうではなかったと思う。 個人的にはしっかりと立ち位置さえ取れていれば回すことはできたと思うが、それをやる勇気がなかったんだと思う。守るなら守るでもう少し固めて全員がハードワークしないと、結局1つはがされて失点したというのが1失点目だと思う。 試合が終わってから少しバラバラになりそうでしたけど、こういうときこそまとまらないといけないし、次が本当に大事かなと思います。まとまらないとどれだけ良いメンバーがいても勝てるものも勝てない。こういうゲームをモノにしてきたからこそ、17年は昇格できたと思うので、バラバラにならないように自分がしっかり全員とコミュニケーションをとって、全員のベクトルを同じにして(次節・)大宮戦に勝てるように準備したいと思います。