前節、アウェイで水戸と対戦した長崎は、早い段階で2点を先行される苦しい展開に。前半のうちに中村 慶太の得点で1点を返すも、後半に失点。それでも、途中出場の松澤 海斗の得点で追い上げると、中村がこの試合2点目となる同点ゴールを決めた。二度の2点ビハインドを背負いながらも引き分けに持ち込み、勝点1を持ち帰った。
2位・磐田が前節で敗れたため、自動昇格圏との勝点差を『7』に縮めることができたが、9位・山形との勝点差は『3』と、昇格レースにおいてはシビアさが増してしまった。
対する栃木は前節、ホームで徳島と対戦。こちらも早い段階で徳島に先行される苦しい展開となったが、根本 凌の得点で同点に。しかし、後半に佐藤 祥がこの試合2枚目の警告を受けて退場し、数的不利となってしまう。それでも10人で耐えると、終盤にCKから大島 康樹の得点が生まれ、勝ち越しに成功。しかし、喜びもつかの間、直後にCKの流れから失点を喫し、2-2の引き分けに終わった。
降格圏の21位・徳島との下位直接対決だったが、引き離すことはできず、徳島との勝点差は『2』のまま。厳しい残留争いから抜け出せない状況となっている。
両者ともに目標達成に向けて3試合ぶりの勝利が欲しい状況だが、このカードは長崎がここ7試合負けなし(5勝2分)と好相性を誇っている。長崎が好相性を継続するか。それとも、栃木が長崎戦8試合ぶりの勝利を挙げるか。最後まで勝点3を目指す激しい攻防に期待したい。
[ 文:杉山 文宣 ]