2023/8/26 (土) 19:03 KO
第32節
39'
入場者数: 4,874人
天候: 雷のち雷雨のち曇|気温: 27.8℃|湿度: 74%
残留争い直接対決を制したのは徳島。新体制の初陣を白星で飾る
徳島ヴォルティス
FW 8
8月は大事な試合がずっとあった中で、この山口と金沢は100%勝たなければいけない相手だった。監督が代わるであったり、いろいろなことがあったかもしれないけど、選手たちは誰一人ブレずに自分たちが絶対に降格させない、勝つんだという気持ちで練習していた。 監督が代わったから意識が変わったのではなく、前の監督のときから選手は100%やってきた。やっと形になったと思うし、ここまで選手たちの気持ちを支え続けてくれた前監督には感謝したいし、この大変な状況で監督を引き受けてくれた達磨さん(吉田 達磨監督)にも感謝したい。みんなが同じ気持ちでもっともっと上に行きたいと思っていた中でのこの試合だったので特別な思いがあった。 --新監督の下では実質3日間しかなかった。達磨さんもよく言っているけど、いろいろな戦術があったとしても最後はちょっとした部分。走り切るであったり、味方をカバーするというちょっとした部分で試合が決まることがあるというのはサッカーをやっているみんなが分かっていること。そのちょっとした部分を自分たちに持ってくるために、相手より、というところを意識してやった結果かなと思う。 --自身もチャンスがあった。最初にあったので、落ち着いていればもっとボールを持ち直すこともできた。最初はゴールを決めるという強い気持ちを持って臨んだ結果、少し冷静さを欠いて、ゴール前だったのに早くシュートを打ちたいという気持ちが一番良くない方向に転がってしまった。次はもっと冷静にプレーしたい。 --2点差を追いつかれたJ2第29節・千葉戦があったが、ここ2試合はシャットアウト。何が良くなった?良くなったとか悪かったということよりも、僕がハッキリ言えるのは栃木戦のあの状況で最後に(渡)大生があきらめずにゴールをしてくれたということ。今日は(西谷)和希がゴールを決めてチームを助けてくれた。目に見えてそのとおりだと思うけど、チームとして、クラブとして徳島のサポーターも、あの栃木戦の渡のゴールがいまにつながっていると分かっていると思う。それがチームで戦っているということだと思う。本当にチームに勢いをつけてくれた。 自分が苦しい中でもそういうプレーをしてチームを奮い立たせてくれる選手がいるというのは僕たちにとって本当に心強い。だからこそ出ている選手はやらなければいけないし、やり続けるというのは変わらない。僕たちが背中でそういったプレーを見せていけたらと思う。 --吉田監督も言っていたが、徳島から400人近いサポーターが駆けつけてくれた。その後押しは感じた?もちろん。試合前から多いなというのは感じた。それだけ今日の試合が大事だということは選手以上にサポーターの方たちのほうが分かっていたのかもしれない。その気持ちに応えるためにしっかりプレーした結果だと思う。
ツエーゲン金沢
監督
今までも何度か言ったと思うけど、勝点ゼロで悔しいというのが見えない。そんなに普通でいいのかと思う。悔しいけど表に出していないのか、俺はジジイだから違いすぎるのかな。ゲームに関しては危ないのは2つぐらい。立ち上がりの柿谷(曜一朗)ともう1つ。失点はなんでもないところ。でも、前日の練習でもああいうことがあった。それは失点につながる。トレーニングでできないことはゲームではできない。 何度もボールを奪っているけど、前半でももっと奪えるなと見ていた。もっとボール際にしつこく、厳しくいけばもっと奪える。後半に関しては戦ってかなり奪っていた。攻撃もみんなで動いてできたスペースを使っていたし、トレーニングでやれていることを出せていた。最終的にゴールを奪うということはできていないので、それをトレーニングしていく。トレーニングでできていないことは、攻撃でもできない。最後に得点することが一番大事。トレーニング中に入らなかったら、ハハハと笑っていたら入らないだろう。そういう状況でトレーニングしていかないと実際のゲームでできるようにはならない。ウチは残り11試合。遅いかもしれないけど、もっと勝点3にどん欲にやれるようにしたい。
徳島ヴォルティス
監督
この徳島ヴォルティスの監督を引き受けてから3日でここに来た。何ができたかというより、(現地に駆けつけたサポーターが)400人と聞いているが、これだけ多くの方が来てくれていると聞いたときには驚いた。そういった声援の中で連勝を懸けて戦った。相手はツエーゲン金沢。31試合やった結果が僕たちのいる位置。そこから脱しようとする対決を本当に後押ししてくれた。何より選手たちが頑張った。練習も頑張った。多少の緊張感もあったと思う。疲労が出てもおかしくなかった。 ただ、前節勝っている。今日勝てた、こうやって勝っていくんだというものが、選手たち、スタッフの中に、クラブの中にしっかりと根付き始めればいいなと思っている。今日の選手たちのパフォーマンス、前半は見事だったし、後半は当然だけどリードしていて少し圧を受けるというか。金沢さんの圧力、迫力のある攻撃にヒヤッとするシーンもいくつかあった。クリーンヒットではなく、ルイス(ホセ アウレリオ スアレス)の手に収まったのも、勝ちグセが身についている1つの証拠だと思う。 今日はホッとしたし、安心した。これだけ多く来ていただいたサポーターの皆さんに笑顔と勝点3と夏休みの思い出を持って帰っていただいて本当に良かった。私と交代で退任となった(ベニャート)ラバイン前監督にも「おめでとう」を贈りたい。
ツエーゲン金沢
MF 17
梶浦 勇輝
前半は自分たちの守備ができなかった。チグハグな部分があった。最初から後半みたいに割り切っていくことができれば良かった。それでもしぶとく守れていたと思う。あのシーン(失点シーン)も別にやられるシーンではなかった。もったいない。後半の攻撃でも自分も含めて取れるところはあったと思う。そういうところを自分たちは逃して、相手は1個決めてきた。 --終盤は自身も前に行く姿勢を見せた。FKでもうまくスキを突いた。リスタートは監督もいつも言っている。パッと見たときにミチくん(林 誠道)と一瞬目が合った。
FW 26
木村 勇大
負けている展開での出場だったので、なんとか得点、アシストをして追いついて逆転というプランだったけど、そこがうまくいかずに負けてしまった。細かいところを見れば良いところも悪いところもあったと思うけど、結果というところでは反省しなければいけない。悔しい気持ちしかない。 前半は守備がハマっていなかった。後半は自分を起点に守備をハメて、こっちの展開でというのがすごく多くなった。自分が起点になってボールを引き出して、チャンスを作ってシュートというチームとして良い流れは作れた。あそこで点が入っていればまた違う展開になった。そこを決め切れなかったのは自分も含めてチーム全体の問題。追いついて逆転できないと残留は難しいと思う。1週間、チームとして取り組んでいけたらと思う。