2023/9/9 (土) 19:03 KO
第34節
入場者数: 5,149人
天候: 晴|気温: 27℃|湿度: 63%
逆転で長崎が2試合ぶりの勝利。群馬は約3カ月ぶりの黒星
ザスパ群馬
--長崎がマンツーマンで来ることがなかなか想定できずに、前半は手前でスペースを使おうとしてビルドアップで苦しんだ印象ですが。(長崎のやり方は)どっちかだなとは思っていました。僕たちのポゼッションを尊重して完全に引いてくるか、マンツーマンで来るか。どちらかだとは思っていました。マンツーマンで来られて、多少苦戦はしましたし、だからこそ僕自身がもう少しボールを触ってあげられたら良かったのかなという、ポゼッションのところでの反省はあります。 --相手ボランチが群馬のボランチのところまで食いつくため、その背後にはかなりスペースがあった。そこはチームとして認識できていたのでしょうか。3バックには試合の途中でもそこは言いましたし、僕のところに来る前にパスをキャンセルするのはもったいなかったです。パスをつけてくれたら前も見られるし、FWにも供給できると思っていました。左サイドからの攻撃が多過ぎて、そこから行ければいいですけど、個人的には少し手詰まりな感じもしていたし、ボールを失っての上下動が僕のところで多かったです。もう少し右サイドに持ってきて僕のところにつけてくれというのは話していました。 どこが空いているとか、相手がどこに食いついているのか。それこそボランチが食いついてきていたので、背後が空いているのは把握できていたと思います。ただ、普段と違ったのは保持時に相手の足が伸びてくるような感覚が、相手の外国籍選手のところであって、特に僕たちの後ろの選手たちはそこで苦戦していたんじゃないかなと感じました。いつもだったら足が出てこないけど、足が出てきて突っつかれてしまう場面が何度も見受けられました。そこも含めて、スペースは認識できていたけど、個での打開ができなかったなという印象です。
V・ファーレン長崎
監督
今日はあまり話すことはないですね。今日の試合については相手よりもウチのほうが7、8割ほど良かったんじゃないかなというところですね。なので、勝利以外の結果はあり得なかったと思いますが、勝点を『54』に伸ばせたことは非常に良かったです。 --厳しい相手に対して、素晴らしい試合をしたと思います。今週の練習で力を入れた部分と選手たちはそれに対してどう応えてくれましたか。毎週やっていることは変わらないです。映像を見せたり、ミーティングをしたり。それをグラウンドで説明して練習しているので、やっていることは同じです。ただ、その中でのアラートさが今日は良かったのかなと思います。 --普段よりも交代が早かったですが、今日の交代策で意識した部分について。1つ目の交代に関しては澤田 崇に代えてジョップ セリンサリウを入れましたが、それは戦術的に高さが増すようにしました。増山 朝陽は足をつっていたし、ほかの選手についても見ていて疲れが出てきたなという選手をどんどん代えていきました。 --相手がボールを持ったときには必ずボランチのところにカイオ セザール選手と澤田選手がマークについていましたが、その狙いは。いつも相手のサッカーを研究して、何が相手の特長でどこが弱いのかを理解して、それに合ったサッカーをするんですが、群馬さんはビルドアップ時に3バックにしてポゼッションしてくるチームなので、そこに厳しく行こうということでハメていきました。
ザスパ群馬
監督
長崎さん、おめでとうございます。ウチはまた頑張りましょうということで。明日からしっかりやりたいなと思います。そういうゲームでした。 --長崎がハイプレスというほどではないですが、マンツーマン気味に守備をしてくることは想定できなかったと思います。前半はビルドアップ時にどこでスペースを見つけるのかで苦労していた印象ですが。スペースはあるけど、マンツーマンだからねという感じで。ハーフタイムにしっかりとそこは修正して、(後半は)持ち運べるシーンは作れたので、あれをもうちょっと最初にやれたら良かったなというのはあります。ただ、(最初から)もう少しできるかなと思ったんですけどね。そういう感じです。 --後半はどこにスペースがあるのかを見つけるという意味で選手たちが良い反応を見せて修正できたと思いますが。選手の反応はいつも良いので、ウチは。トレーニングもしっかりやってくれているし、求めることを求めれば返してくれる選手たちなので。今日もそういう要求をすれば、ちゃんとやってくれたのは間違いないです。 ただ、今日に関してはロングスローの形から下げたところのロングボールから失点したとか、あとは僕らがボールに対してしっかりアタックして蹴らせたのに、そこで収められてしまうというシーンはもう少しやり込みたいなという部分はあります。ただ、なんて言うのかな、今日、長崎さんと対戦してそういうところの基準を上げることができるので、またトレーニングから取り組めるなと思っています。選手の良い反応を見て、また1週間を過ごせればなと思います。 --約3カ月ぶりの敗戦ですが、この敗戦から糧にしたいことがあれば。別に勝っても、負けても、引き分けても関係ないので。いつも言っていますが、過去は過去なので。昨日までのこと、今日のことに関してはしっかり振り返りはしますし、フィードバックもします。だけど、(大事なのは)ここからどう積み上げるか、だから。今日の負けは終わったことですぐに次が来ます。ホテルに戻って、食事を摂って、休んで、明日の朝、(群馬に)帰って、また練習をして。そして、1日休んで、(また練習する)ということです。それをずっと言ってきているし、ウチは残り10試合あるので、そこを曲げずに、ブレずにやれるかどうかが僕らのチャレンジだと思うので、そこに取り組みたいと思います。
V・ファーレン長崎
DF 8
増山 朝陽
--マンツーマンプレスで群馬のビルドアップにかなりストレスを掛けられたことが前半の優勢につながったと思います。準備してきたことがうまくハマったなと思います。僕やヨネくん(米田 隼也)が(群馬が可変したときの)ウイングバックのところにしっかりと出ることができたのが大きかったなと思います。まだまだ、ウチの外国籍選手のところで相手についていけなかったり、スペースを与えてしまっているところがあったので、全体のハードワークという部分では課題はあったと思います。 ただ、今日はボールも回りましたし、失点してからも蹴るんじゃなくて、つなごうとして逆転まで持っていけたので、そこは自信を持っていいのかなと思います。 --守備の形が激変したことを踏まえると、選手側の意見もかなり吸い上げてもらったのではと推察しますが。監督が準備したものに対して練習ではうまくいっていたけど、感覚的に日本人選手たちの中ではもうちょっと修正できるかなというところがあって、選手間でコミュニケーションをとってから出た意見を監督のところに持っていって、話をしました。 ただ、僕らが思っていたところは監督も修正しようと考えていたところでもあったみたいで。監督も「今までは具体的に伝え切れていないところがあったので、今後は気をつける」と言ってくれましたし、僕らは「相手のサイドのところにアプローチに行きたい」と言ったら、監督も「そこは行ってほしい」と言ってくれた。監督は個人の判断を尊重してくれますけど、日本人はどうしてもハッキリ言ってもらわないと仕事をどう遂行したらいいのか分からないところもあったので。そこで明確にしてもらったぶん、今日はうまくできたのかなと思います。
FW 32
ジョップ セリンサリウ
前半に取れるチャンスがあった中で取れずに試合が進んでしまったし、後半の立ち上がりに失点してしまったんですが、そこから巻き返して逆転できたのは良かったです。 --自身のゴールについて。ホームで点が取りたかったので、取れて最高の気持ちです。自分が後半の途中に交代で入ったときにはひっくり返そうと思っていたので、それがチームに伝わったのかなと思います。 --収穫と課題は。良かった点は前半もたくさんチャンスが作れていたこと。課題はチャンスを作っても取り切れなかったところだと思うので、そこで取れていればもっと簡単な試合になったんじゃないかなと思います。
DF 18
今津 佑太
前半から相手がたぶん、ウチの出方がスカウティングと違ってバタついていたと思うし、そういうのもあって自分たちのペースで進められたと思います。点こそ入らなかったですけど、前半に関してはほぼパーフェクトなゲームというか、相手のやりたいことをやらせないゲームができたと思います。 後半の頭にセットプレーから失点してしまって、結果的には逆転まで持っていけました。そこはチームとして大事なことだし、良かったと思いますけど、後半の立ち上がりに失点してしまうのは良くないです。強いチームであれば、そういうところで失点していてはいけません。終了間際も僕の動きが悪くてピンチを招いてしまいました。そういうスキをなくすチームになっていかないといけないです。 --勝ちに持っていけた要因は。ゲームを通してというよりは準備の部分で、いつも以上に群馬という相手に対して、自分たちが現在地に対してマズいということを認識して、ディスカッションする機会もありました。そこに持っていくまでにすり合わせができたこと。そして、いざゲームに入ったときに自分たちの用意したものが、相手にとってイヤがられるものだったことが大きかったと思います。先に失点はしましたが、そういう余裕が自分たちにはあったのかなと思います。