ホーム連戦となる長崎は前節、大分との“九州ダービー”に臨んだ。大分にボールを握られる展開の中、サイドで劣勢を強いられたが、エース・フアンマ デルガドの今季20得点目で先制。後半にはCKの流れからマテウス ジェズスの加入後初ゴールで追加点。しかし、続いていたサイドの劣勢を修正できずにそこから2失点。勝利が見えていた中で勝点2を失う、手痛い引き分けとなってしまった。
対する群馬は前節、ホームで首位の町田と対戦。ともに堅い守備をベースとするだけに、立ち上がりからスキのない緊張感あふれる展開となった。町田の強度の高いプレスにも得意のビルドアップで前進を見せるなど、群馬らしさを発揮する。終盤には絶好機を迎えたが、ゴールを割ることはできず、スコアレスドローに終わっている。ただ、群馬はこれで4試合連続のクリーンシート。6月11日の明治安田J2第20節・大分戦での敗戦を最後に、11試合負けなしと驚異的な数字を残している。
このカードは長崎が14勝1分2敗と高い勝率を誇り、長崎はホームで7勝1分と負けなし。昨季までは長崎が8連勝を果たしていたが、前回対戦の第8節では群馬が佐藤 亮の得点で勝ち切り、負の歴史に歯止めをかけた。今節は長崎ホームでの初勝利に挑戦することになる。
1試合の重みが増す終盤戦。昇格を見据える両者の直接対決が激しい一戦になることは間違いないだろう。
[ 文:杉山 文宣 ]