前節はホームで水戸と対戦した長崎。立ち上がりから水戸のハイプレスの前に苦戦を強いられるが、前半最初にして唯一のシュートで先制に成功。後半立ち上がりにもCKの流れから追加点を奪取し、水戸の反撃は1点に抑えた。磐田と京都も勝利したため、J1昇格圏内との勝点差を縮めることはできなかったが、3試合ぶりの勝利をモノにしている。
一方の群馬は前節、同じく残留を争う松本との直接対決に臨んだ。緊張感あふれる試合となったが、前半に大前 元紀がPKで先制点を奪うと、その後は松本に反撃を許さずにシャットアウト。ライバルを下し、J3降格圏との勝点差を『4』に広げた。
逆転昇格を目指す長崎にとってはとにかく勝ち続けるしかない状況であり、群馬にとっても連勝で勝点を『40』に伸ばし、残留に向けて大きく前進したい。また、この試合で注目したいのは両指揮官だろう。ともにチームの成績不振を受けてシーズン途中で就任したが、就任以降はチームを見事に立て直している。また、両者は2006年に福岡でともに戦った間柄。当時は松田 浩監督が指揮官で、久藤 清一監督が選手という立場だった。それから15年のときを経て、監督として師弟対決を迎えることになった。
松田監督は就任以降、15勝6分3敗で、久藤監督は5勝5分5敗。チームを立て直した両指揮官だが、今節で勝利し、目標へと前進するのはどちらになるのか。
[ 文:杉山 文宣 ]