清水はクラブ記録更新も、勝点3には届かず
清水エスパルス
監督
まずは多くのサポーター・ファミリーが来てくれている中で、勝点1しか取れなかったのは、われわれが目指しているものではありませんでした。ただ、もういまさら失った時間は返ってこないし、これをどう捉えるのか。あと6試合しびれるゲームが待っている中で、指揮官が後ろ向きなこととか、四の五の言っている場合ではありません。 あのしぶとさ、手堅さみたいなもの、全員が最後の最後までハードワークをするからこそゼロに抑えたという良さを見ながら、あとは最後にどうこじ開けるのか。それが個の力なのか、コンビネーションなのか、泥臭さなのか、強引さなのか。それともちょっとしたアイディアなのか、クオリティーなのか。 いつもより1日短いですが、しっかりとしたものを全員で準備すること。ここから藤枝、磐田と静岡三国決戦が待っています。順位は関係なく、そのクラブ、サポーター・ファミリーのプライドと意地のぶつかり合いのゲームが待っています。一刻も早く顔を上げて、もう一度強じんなメンタリティー、タフなメンタリティーで1週間を過ごしたら、必ずわれわれのサポーター・ファミリーがアウェイをジャックしてくれて、われわれのホームになると確信しています。また彼ら、彼女らとともに勝点3を目指して、どうゴールをこじ開けるのかにフォーカスしながら、また1週間良い準備をしたいです。 --攻撃の部分でイメージしていたものと、表現できなかったものは?デーゲームになったなと思いました。芝生が乾くのが早かったという印象と、思ったよりも前半の向かい風で背後が取れず、差し込まれてしまいました。ボールを持った中で背後に走ってほしかったですし、向かい風の影響なのか、何なのかは映像を見返さなければいけませんが、もう少しシンプルに背後を取って、相手を後ろ向きにしてから入っていく回数が増えると、もっともっと相手はイヤがったと思います。 前半、相手の最終ラインが後ろ向きで走ることはほとんどなかったので、そこがもったいなかったです。ただ後半、背後を取りにいくとか、追い風を利用しながら下で入っていこうとしたところは素晴らしかった。ただミドルシュートを含めて、もう少し低いシュートを打っても良かったのかなと。 強引さのようなもの、もう少し何がなんでもゴールをこじ開けるんだと、泥臭く、そして低いシュートを打って、セカンドで出るとか、当たって入るとか、良いところにこぼれるとか。いろいろなバリエーションで点を取れるようにやりたいです。 --きっ抗した試合でも大胆なカードを切った意図は?13時開始で今までより日差しのある暑さの中で、疲れが見えているなと。いつもでは見られないようなイージーなミスが見えました。それであれば、われわれは素晴らしい選手層を誇っているし、自信を持ってピッチに出せるだけの準備をしてくれている選手がいるので、何の迷いもなく代えました。
ヴァンフォーレ甲府
監督
勝点3を取りに来ましたが奪えず、残念。選手はコンパクトに相手にスペースを与えずにうまくコントロールをしながら、ゲームを進めたかなと思います。ゴールを取るためのクオリティー、スピードなど、バリエーションの中で進めたかったが、そこまで到達できなかった。 後半、彼らがシステムを変えたときに混乱を招いた。押し込まれる時間があったが、対応した。変更を試みたが思うようにいかなかったので、もとに戻した。最後は山本 英臣を入れて、(ディフェンスラインを)3枚にしてしのいだ。その中でも数多くのボールを握って攻撃するというところは後半少し落ちたと思います。選手の姿勢は良かったし、こういう締まったゲームをして3ポイントを取れるようにしたい。 --ACLから帰国してすぐに2位・清水とのアウェイ戦で勝点1を取れたことについて。3ポイントを取りに来ていて、試合に絡んだ選手もいたが、良いパフォーマンスの状態の選手を最初に送り出した。締まった前半だった。本音を言うと悔しい。3ポイント取りたかった。ACLで良いパフォーマンスを見せていて、次のリーグ戦で3ポイントを取れればチームの士気が上がる。選手はしっかり走ってくれた。
清水エスパルス
DF 2
山原 怜音
前半のうちに改善して、もっと前に運べる機会が増えたら良かったと思います。後半はシステムを変えてボールがうまく動いて、前に行く回数は増えました。それはハーフタイムで修正できるというチーム力だと思います。そのハーフタイムには選手からも監督からも背後を増やそうというのがありました。 個人的には課題のほうが多い試合だったと思いますが、守備では鈴木(義宜)選手や高橋(祐治)選手を中心に守れていると思います。決して危ないシーンがないというわけではありませんが、最後の局面で体を張ることができているので、失点していないと思っています。失点しない限り負けはないので、そこは良かったと思います。 14試合負けなしは続いていますが、14連勝のほうがもちろん良い。残り6試合は6連勝できるように。ただ先を見すぎず、一試合一試合、目の前の試合に向けてやっていきたいです。
DF 50
鈴木 義宜
守備としては結果的にゼロで終えることができたので、そこは継続していきたいです。相手の狙いもカウンターだったと思いますが、その中でGKと1対1だったり、深いところまで持ち込まれるというよりは、ミドルシュートが多かったです。そこはゴンちゃん(権田 修一)を信じて、コースだけを切っていました。後半もうまく守れていたし、最後のところで体を張れていたので、そこは継続してやっていきたいです。 前半から相手の背後だったり、もっと流動的に出して、動いてというのをやっていけたら良かったし、前半はそれができずに相手のペースになってしまいました。後半は押し込む時間は長くなったと思いますが、そこからどう点を取るのか。最後の崩しをもっともっとみんなで共有してほしいし、停滞気味のときはもっと思い切りの良いプレーも大事になってくると思うので、そこをやっていければいいと思います。