前節・仙台戦は課題を露呈し、受け入れがたい引き分けに終わったものの、いわきの状態は良好だ。第36節・金沢戦で1-0の勝利を収め、連敗を『3』で止めると、前々節では首位の町田に3-2で勝利し、選手たちは大きな自信をつかんだ。9失点で敗れた思いも少なからずありながら、普段どおり自分たちらしさを発揮することが勝利への近道になるだろう。目先の1試合にすべてを懸けて、清水に挑みたい。
対する清水はJ1昇格に向けてラストスパートをかけたい。磐田との“静岡ダービー”に臨んだ前節はホームの声援をパワーに変え、前半に決まった乾 貴士の得点を全員で守り切って、ライバルチームを退けた。
前々節に藤枝に敗れるまで、14試合負けなしと昇格争いをけん引してきた。残り4試合、自動昇格圏内をキープするためにも、エンジンのかかる試合をしたい。
いわきも清水も、先制点を取れば高確率で勝利している。前半の得点数が多い清水が先に仕留めるか、それとも後半の得点数が多いいわきが自分たちの土俵に持っていくか。
また、このカードは今節でJ2唯一の土曜開催だ。残留と昇格、互いの大きな目標に向けて落とせない一戦は、リーグ全体にとっても注目度の高い試合になるだろう。
[ 文:柿崎 優成 ]
