大分が先制するも、栃木が終盤に追いつき勝点1を分け合う
大分トリニータ
MF 7
--前半は相手を圧倒した展開になった。自分たちのリズムでやれていたと思う。最後のところは栃木さんも体を張ってやらせないということをしっかりしてきていたが、その中で先制点が取れたことはすごく良かった。 --後半、次第に相手にペースを明け渡したが、一番の要因は?僕がピッチに立っているときはそんなに悪いとは思わなかった。相手がプレスを強めてくることは分かっていたし、その中で、ボールをつなぐところはしっかりつないで、相手を押し込むこともできていた。チャンスも実際に作れていた。セットプレーのチャンスも多く取れていたので、そこで決め切れていればという感覚。 --本当に、あとちょっと粘ればというゲームだった。今季を象徴しているんじゃないかと思う。シモさん(下平 隆宏監督)も言っていたが、より主導権を握ってやり続けることが大事。それこそがこの2年間やってきたことなので、追求しなくてはならないし、クオリティーも上げていかなくてはならない。僕自身も、もっともっとクオリティーを上げなくてはならないと、今日の試合でも感じた。最終的に、相手のストロングではあったが、人数も足りているわけだし、やっぱり緩い失点なのかなと僕は思ってしまう。攻撃の部分では、2週間で準備して積み上げたものを出せた部分もあるが、そういうところも最後までやらなくてはならない。
栃木SC
監督
残り3試合をどう戦うか、今日のゲームをどう次につなげるかが大事だと思っています。いま、選手たちと共有したのは、もっと強くなるために今まで欠けていた、あるいは本来できていたけれど最近薄れていたものを今日は取り戻せたと思うので、そこから何を上積みするかが大事だと思っています。今日の出来は最低限だと思うので、「この感触を次につなげていこう」と話をしました。 明日はトレーニングマッチがありますし、いまはケガ人も多いですが、100%でできる選手たちをしっかりと信じて、次節の岡山戦に送り込みたいと思います。4連敗をしていて、なかなか勝点が取れない苦しい状況でしたが、今日はサポーターの皆さんが試合前、試合中もそうだし、選手の後押しを続けてくれて、そうした思いが同点ゴールをつかませてくれたと思います。今週はファンとの交流、そして激励を頂き、あらためてファン・サポーターの皆さんに大きな後押しをしてもらっていると感じるゲームになりました。彼らの思いに応えるためにも、次は勝点3が取れるようにやっていきたいと思います。 --この勝点1をどう受け止めていますか?勝点を取れない試合が多いので、この勝点1は大きいと思います。大きいと思いますが、実際にリスクを負いながら同点ゴールを目指したときに、逆にシステムを変えたことで重たくなったと思っています。ピンチとチャンスが裏返しで起こるのがフットボールです。いまの僕らにとって勝点3が取れると非常に大きいのですが、確実に勝点1を取るところは、最後はピッチとベンチで共有し、プラス、あと勝点2というものを共有して進められたと思います。どちらかといえば、ゴールを奪う流れよりもCKを与えるなど、ピンチが多い終盤になってしまったと思います。4連敗しているチームですから、まず勝点を取ることが大事だったと思います。
大分トリニータ
監督
J1昇格プレーオフ圏内に入っていくためにも、何がなんでも勝点3が欲しいゲームだった。結果は非常に残念な引き分けとなってしまい、悔しい思いをしているし、シーズン後半はサポーターにもつらい思いをさせてしまっている。 今日のゲームに関しては、プランどおり選手たちも遂行してくれて、準備してきたものをしっかり発揮してくれたと思う。ただ、前半はそれがすごく良かったのだが、後半は少しずつ自分たちのプランを崩すようなプレーが出始めて、ちょっと自信がなくなったようなところも出ていた。最後まで自分たちが主導権を握ったまま、自分たちがゲームをコントロールしたまま終えることができれば勝点3を得られたと思うが、そこがまだまだ力不足で、もったいないゲームだった。 本当に、こういう中身のゲームでもモノにしなくてはならない。われわれにとっては勝点3が必要だった中で、勝点1に終わってしまったことが非常に悔しく残念。
栃木SC
FW 19
大島 康樹
--同点ゴールのシーンはイスマイラ選手の背後でしたが、クロスに対して狙いはドンピシャでしたか?そうですね。そんなに自分の得意な形ではないですが、相手の前に入るよりも、イスマイラ選手の背後にいたほうがチャンスだと思っていました。それは練習中にも(髙萩)洋次郎さんから「背の高い選手の後ろにいたほうがゴールを取れるよ」と言われたことがあって、それをとっさに意識できたと思います。いつもならばニアに走っていたので、待ってから、良いタイミングで入っていってゴールが奪えたと思います。 --勝点1をつかんで連敗を『4』で止めましたが、大宮が4連勝で猛追しています。残り3試合に向けて、やらなければいけないことは?まずはしっかりと自分たちが戦うこと。一戦必勝で勝点3を取るために何が必要なのか。常に考えて練習しないといけないと思います。そこに全力を注がないといけないと思います。今日のように同点に追いついたあと、残り時間が少ないときにそのまま圧力を持って前に行くのか、あるいは勝点1はマストで奪いにいって、同時に勝点3も狙う。残り3試合はそんなシチュエーションが出てくると思います。そこで重要なのは、やはりみんなでつながることだと思っています。
DF 16
平松 航
--前半は少し重かったと思いますが、今日は前後がつながってプレーすることが大きなテーマだったと思います。そうですね。「この2週間弱でやってきたことを出そう」と監督に伝えられて入ったゲームでした。前半の感触としてはなかなかうまくいかないなと。今日は(宮崎)鴻くんがシャドーに入るなど、メンバー変更がある中でしたが、前半はしっかり(失点)ゼロで耐えて、後半は修正して前から行こうという共有はある程度ありました。 --前半を失点ゼロで抑えて、後半2トップで勝負に出られれば良かった?そうですね。前半のうちにもう2、3回良い形でボールを奪って、攻撃に出ることができれば良かったと思います。自分たちからアクションを起こした守備がもっとできると思いますが、その回数が少なかったし、前半は最後にズルズルと下がって失点してしまったと思っています。 --3試合連続で複数失点していましたが、なんとか1失点に抑えました。ただ、守備のハマらなさ、あまりうまくいかない中での失点というのが起きてしまっているので、それだとメンタル的にもくるし、そこで相手のボールをどう遮断できるのか。ゴール前に人はいるので、どうボールを出していくのか、そこは直近5試合の課題なので、なんとか改善したいです。