甲府は前節、4連勝中の大宮にアウェイで2-0の勝利。これにより順位を6位に上げて、J1昇格プレーオフ進出の可能性を高めたが、11位の群馬までプレーオフ進出の可能性があり、最後まで読めない混戦である。
対する熊本は天皇杯で準決勝まで進んだものの、J1柏に0-4で敗れて決勝進出はならず。一方、リーグ戦は前々節、ホームで首位の町田に0-3で敗れて、町田のJ1昇格を目の前で見せられることになったものの、前節はアウェイで2位の清水に3-1の逆転勝利を挙げて、J2残留が確定した。
両者の対戦成績は9勝4分2敗で甲府が大きくリードしているが、大木 武監督体制の熊本には2分1敗で未勝利。前回対戦は、熊本のポジショニングやポゼッションのうまさを上回ることができず、0-2で敗れた。0-1で迎えた85分には熊本に退場者が出たが、その2分後に
石川 大地にこの日2点目を決められて、悔しい結果に終わった。
リベンジを狙う甲府としてはプレーオフ進出のためにも勝利をつかみ取りたい。ただ、熊本は戦術の練度、完成度が高く、同じ土俵に立てば分が悪くなることが予想される。そのため、甲府は個の力と、その個と個が連係するゴールが必要。また、ベースとして守備力が重要で、ボールを持たれる時間が長くなると予想される熊本相手にどんな守備をするのか。篠田 善之監督の決断が注目される。
[ 文:マツオ ジュン ]