数的優位も、こじ開けられず。徳島、ホーム最終戦はドローに終わる
藤枝MYFC
まず、自分自身のこととして、もう少しボールを収めることと、ゴールを狙う姿勢が必要だったと思います。数的不利になってからは難しい試合にはなりましたが、最低限の無失点はできたと思います。ただ、その中でもチャンスはありましたし、自分自身ももっと狙っていかなければいけないです。10人でも勝てたと僕自身は感じています。 --最終節に向けて。メンバー争いでまずはしっかりとアピールし、ここ数試合得点を取れていないので、良い締めくくりをしたいです。ホームで最終節を迎えられます。チームにとってもファン・サポーターにとっても良い終わり方ができるようになんとしても勝ちを届けたいです。 --交代する際に、徳島の石井 秀典選手とも会話をかわされていましたが、どんなやり取りでしたか?同じ市立船橋高校出身ということを知っていただいていて、自分も(石井が)現役引退ということを知っていたので、そのことを少し伝えました。試合後に挨拶をさせてもらったときに「頑張って続けろよ」とメッセージを頂きました。直接関わりはない先輩と後輩の関係で、僕がこんなことを言っていいか分かりませんが、石井選手の今日のパフォーマンスを見て、「本当に引退するのか?」というほどに貫禄があって落ち着きのあるプレーでした。先輩としてすごくカッコいいなと思いました。自分も石井選手のように長くできるように頑張りたいです。
徳島ヴォルティス
監督
ホーム最終戦でたくさんのお客さんに来ていただいて、天候も良くて、お互いの残留も決まっていて、いろんな状況が重なって思い切ったサッカーが双方できるという背景だったと思います。 試合は、0-0で前半の途中に藤枝の選手が退場するアクシデントと言っていいのか分かりませんが、10人になった相手に対して僕たちはカウンターに気をつけながらボールを運ぼうとしました。前半の最後と後半45分は、そういった展開だったと思います。最後の質というのは当然よく言われるところで、僕も言いたいところで、選手たちも思っている中で試合が終わったと思います。 ボールは1つで、大きさも同じで、最後にピンチになったり、チャンスになったりする決定機に関しては、相手の人数が変わってもさほど関係ないことを、ハーフタイムに選手たちと共有しました。もう1つ僕らに足りなかったのは、例えばクロスでシュートを打つとか、シュートを打つべきところで時間がかかってしまうとか、そういうチグハグさがありました。それは、トレーニングがしっかりできていないと僕自身としても痛感しています。ただ、選手はよく走ったと思いますし、藤枝さんの、いくつかのポイントに人数を集めてきたり、変化をさせてくることにしっかりと対応してくれました。よくある展開にはなってしまいましたが、決定機がまったくなかったわけではありませんので、選手たちの姿勢、走ったこと、スペースを見つけ出す目やコンビネーションは選手たちを称えたいと思います。 ただ、クオリティー。最後をこじ開けなければ、勝点3はつかめません。残り1試合、まったく違う試合になるとは思いますが、悔しさを残しながら最終節で晴らしたいと思います。
藤枝MYFC
監督
前節(・水戸戦)で残留が決まったことはまったく関係なく、残り2試合でわれわれが何を目指して、何をつかみ取りたいのかを選手と共有して臨みました。それが何かというと、“超攻撃的エンターテインメントサッカー”を見せつけたいということです。 徳島との前回対戦(J2第17節/3○0)は、ホームでエレガントに素晴らしい形で勝利しました。この試合でも、ボールを保持する相手に対してボール保持を遮断しながら、われわれが90分相手エンドでプレーしようと予定していました。(退場者が出て)10人になってゲームプランはまったく変わりましたが、その中でも選手たちが戦ったことは称えたいです。 最後まで無失点で終えられましたし、10人になっても、守り切る戦いをわれわれはしていません。[4-3-2]のような形にして、中盤の3選手に疲弊はありましたが、2トップは残してカウンターを発動してゴールに迫りました。こういう試合でも勝ち切れる強さがJ1昇格に値するチームだと思いますし、来年度に向けてはこういう厳しい試合になったとしても、勝ちを手繰り寄せられるような真の強さを磨いていきます。
徳島ヴォルティス
DF 5
石井 秀典
泣かないで頑張った。 試合は、自分たちのやりたいことを多く表現できましたし、(藤枝の)退場もあってより表現できるようにはなりましたが、最後の質で相手のスキを作るところは足りなかったです。 --先発起用はいつ聞かされたのですか?試合2日前に左CBで起用すると聞かされました。 正直、このタイミングでチャンスが来るというのは持っているなって思いました。僕にとっては大事なタイミングで使ってもらえました。正直に言って、いつも全力でいつも最後と思いながらやってきましたが、やっぱり、やっぱり力が入りましたね。最初の応援を聞いたときから感じるものがあって、どうやって自分を落ち着かせるのかを考えていました。うれしかったのと寂しい気持ちがありました。セレモニーで話したように、後悔はありません。でも、サッカーをもっと続けたいなぁという気持ちが出ました。 --やっぱりフットボールはやめられませんか?やめられませんね! 楽しい。幸せ、本当に幸せ。ヴォルティスにかかわらず、現役の選手はプロでできていることにもっと幸せを感じて、いまをもっと必死に生きたほうがいいとあらためて感じました。
FW 9
森 海渡
感触は悪くないですが、結果がすべてなので最後に(点を)取るというところが足りないと思います。最後は数字が評価される世界だと思うので、どれだけ良いプレーをしても勝てなければ意味がありませんし、ゴールを決めるというのがFWなので悔しいです。 --徳島に来て得られた収穫は?良くなっているか、良くなっていないかは自分で分かりませんが、ポストプレーをする機会は確実に増えました。良いときもあれば悪いときもありますが、そこは収穫でありますし、まだまだ伸びシロですけど、そこへトライできた1年ではあったと感じています。