特に、徳島にとってはホーム最終戦。
開幕から11試合未勝利と苦しいスタートだった今季。ホーム戦の成績も5勝7分8敗と負け越している。夏に加入して、残留を託された永木 亮太は「ホームでなかなか勝てていないが、やっぱり徳島のサポーターの皆さんはホームで勝つことを望んでいると思う」とホーム最終戦に懸ける思いを強く持っている。
対するは藤枝。前節・水戸戦は小笠原 佳祐、鈴木 翔太、横山 暁之と主力3選手が出場停止となった中でも、総合力で勝利をつかみ取った。須藤 大輔監督は試合後、「サッカーって生き物で、良いときもあれば悪いときもありますが、その良いときも悪いときもみんなで分かち合いながら、ここまで来ました」という言葉を残したが、最終盤にチーム内競争が高まっている状況は素晴らしい。
前回対戦の第17節は藤枝が3-0の圧勝。安部 崇士は「対戦相手でイヤだったのはいわきと藤枝。藤枝は色があった。自分たちのコンディションが万全ではなかったという理由を抜きにしても、技術の高い選手たちが多くて苦戦した」と言及しているが、前回対戦から約半年が経過して、両者ともに状況は異なる。
どちらが成長曲線を描き、どちらが良い状態にあるのか。互いの存在証明を懸けた熱い試合が間もなくキックオフされる。
[ 文:柏原 敏 ]


