足りない精度。ネットを揺らせず、ドロー決着
モンテディオ山形
まずは無失点で終えられたことが何よりも収穫かなと思っています。勝っていたとしても失点をしてしまっていたら、また同じ過ちを繰り返してしまう可能性も十分にあるので、ここはまず無失点でいくというのは僕の中で決めていたことです。もちろん、得点を奪えるシーンというのは少なからずあったので、そこはこれからチームで作っていけばいいと思います。まずは本当に、戻りますけど、無失点で終えられたというのが何よりも大きかったかなと思います。 --今日スタメンというのは分かっていましたか?基本的には分からないですけど、(前々節・)藤枝戦の頃から、SBの要素を監督から発注というか、試合の見方というか、ポジショニングだったりをしっかり見てほしいというのは言われました。特に事前にというのはあまりないです。
前半、けっこう良い場面もたくさん作れたし、チームとしても前に前にという意識が出せて、奪ってカウンターもあったし、ビッグチャンスも何度か作れたので、ああいうのをもっともっと続けること。それで相手が長いボールを入れてくれば、自分たちが回収するというのをやり続けるだけかなというのはありました。でももうちょっと、ビルドアップのときに安定感みたいなのがあると、より自分たちが質を上げてプレーできるのかなと思いました。 --いわきが後ろ3枚で守るので、こちらのウイングはスペースを使いやすい状況だったと思いますが、そのあたりの攻撃はどうでしたか?特にサイドチェンジを心がけようとしたんですけど、いわきさんのフィジカルの量、それをさせないぐらいのプレッシャーだった。チームとしてビッグチャンスが続けられるように意図的にサイドチェンジだったりをもっと増やせれば、もっとチャンスになっていたと思います。
いわきFC
監督
完売に近い状態で山形サポーターもいわきのサポーターも多く来ていただき、マッチコミッショナーの方にも「多くのお客さまが来るから楽しいゲームをしよう」と言われました。得点が入らずきっ抗したゲームでしたが、1つの興行としてお互いが良さを出してプレーできたことは良かった。そのパワーで勝点3を取りたかったです。ですが、5連戦最終戦で(勝点)1を取れたことは、悲観的に思わずプラスに捉えたい。1年を通じて38試合の1クール目に目標勝点9を達成できました。また第2クールに向けて勝点を取れるように準備していきたい。 --リーグ戦でのメンバー変更はほぼなしで、5連戦の最後を負けずに終わったことについて。メンバー変更については、また次の秋田戦から連戦なので、選手に慣れさせるという狙いもありました。しばらく遠征が続き、バックアップメンバーでコンディションが上がってきた選手も起用すべきだったと思いますし、一方で一緒に行動していて流れも決して悪くなかったので、変える必要はないという気持ちもありました。 5連戦の最後で1ポイントを取れたことは、ロッカールームでプラスになる声がけをしている選手もいました。僕がそれにとやかく言う必要はないし、ある意味自分たちの現在地を含めて全力を出して得た結果の引き分けだった。もとから「右肩上がりにトライ&エラーをしながらやっていこう」と選手には伝えているので、今日出た課題を選手にフィードバックしていきたい。
モンテディオ山形
監督
1,000人を超える山形のサポーターに、ここいわきのスタジアムに集まっていただきました。われわれの背中を押していただいたことに感謝申し上げます。ありがとうございます。それから中継の先でも「今日こそは」という思いで、おそらく思いを届けてくれたサポーターが大勢いらっしゃると思います。本当にありがとうございました。 結果を見れば、われわれは勝点2を失った。ここまでの流れもそうですけれども、優勝を目指しているチームである以上、足踏みを長引かせることはできないので、そういうものを考えても、やはり勝点3を取らなければいけないゲームだったと思っています。ただ、ポジティブな要素を探すとしたら、ここ数試合、ちょっと薄れていた前へ向かう姿勢だとか、ボールを奪いにいく姿勢だとかを、ボール際が非常にタフでタイトないわきさん相手でもしっかりと出し切れたというところは、改善したものなのかなとは思っています。 ただ、別に何か組織的に、構造的に何かしたものではなく、あくまでもメンタリティーの部分で選手たちがしっかりとこのゲームに向かったというところが、一番の大きな要因だと思います。
いわきFC
DF 3
照山 颯人
(失点)ゼロで終えることは、ディフェンスとしてポジティブなこと。悲観することなく、守備は継続して、攻撃をより良くするために後ろから底上げしていきたい。 --マンツーマン気味の守備だったか?あまりそんな感じはなくて、自分たちのやることをやるだけで、マッチアップする選手に負けない気持ちでプレーした。 --攻撃面の力が薄れても守備でハードワークできたことは?連戦の最後でもアグレッシブに戦って勝点を取れればいわきらしいと思う。得点できなくてもゼロで抑えていれば負けないので、チームとして共通認識がある。全員が走ってハードワークして、全員で戦った結果です。 --連戦を通じてチームとして良くなっていったことは?体を張るところやプレスバックするところは今までにないくらいの強度でやれるようになった。成長していると思う。
MF 19
大西 悠介
5連戦、移動もあって厳しかった。でも、勝点を取り続けたことがチームとして良くて、改善点があるにせよ次につながるゲームができたのは良かった。 プレスバックのところとかを意識して、(失点)ゼロで抑えることができて良かった。前半はうまくいかない場面もあったが、後半に修正しながらプレーして、守備からリズムを作ることができた。もう少し攻撃のところでチームに貢献したかった。 --連戦最後の難しさはあったか?80分くらいから体がついてこない難しさが正直あった。けど、ここで引いていたらダメなので、少しでも立ち位置を高くするとか、連戦の中でやり切った気持ちです。 --5連戦をフルタイム出場して、自身の中で変わっていったことはあるか?自分のボール奪取能力がどれくらいのものかという気持ちがあったが、連戦を通して自信がついた。丁寧にボールを回すとか、そういうところが足りないと感じた。