手にしたのは勝点1。流れを結果へと昇華できず
大分トリニータ
監督
今日、首位の岡山さんを相手に厳しいゲームになるだろうという予想の中で、いまプレーできる限られたメンバーの中でベストな18人を選び、岡山戦に向けて勝てるようにと準備してきた。非常に守備が堅い相手なので、どうこじ開けて得点するかというところと、岡山さんの特長はシステムもあるが、全員がハードワークしてスキのない守備と攻撃をしてくるチームなので、前半を見ている中でも、やはり簡単にやらせてくれない、スキを与えてくれない印象だった。前半もあれだけセットプレーが多い中、われわれとしては本当にイヤな場面だったが、選手が、濵田 太郎を中心にセットプレーのところでも体を張ってよく守ってくれたと思う。 セットプレーで押し込まれる状況もありながら、前半を無失点で終えたことが非常に良かった。後半はわれわれの守備からの良いカウンターで相手を退場に追い込むことができた点は、想定外ではあったが、われわれにとっては勝つチャンスが少し広がったかなという印象はあった。ただ、これは簡単ではないなと僕がベンチで思っていたのは、(相手の守備が)より強固になる。どういう守備ブロックを作ってくるかを探りながら得点を狙う形、メンバーをチャレンジしたが、こじ開けることができなかった。
ファジアーノ岡山
監督
まずはファン・サポーターに本当に感謝したい。おそらく5連勝を見届けたいと思って来てもらったと思うのだが、残念ながら3ポイントは取れなかった。 結論から言うと、アウェイで早い時間に1人少なくなるとそんなに簡単にはいかないわけで、1ポイントを取ったことを、結果としてはポジティブに捉えるべきかと思う。いま選手たちにも話したが、前半はかなり押し込むシーンがあって、セットプレーのチャンスもかなりあったので、なんとか1点と思ったが、当然お互いに3ポイントに向けて粘り強く戦っていて、これは1点勝負なので。攻撃も守備もしっかり集中して粘り強く戦っていくということを確認して後半に入ったのだが、あれ(退場者が出たシーン)は多分われわれの攻撃のセットプレーでのリスクマネジメントがちょっと曖昧になってしまって、カウンターでの独走を許したと思う。ちょっと悔やまれるというか、そこはしっかり反省して、何が起こったかをみんなで確認して漏れがないようにしていきたい。 ただ最後まで、(ガブリエル)シャビエルもルカオも、本来だったら勢いを出していくために投入する札なのだが、今日はなかなかそれも難しい中で、チームのためにしっかり守備をしてワンチャンスという仕事をなんとかこなしてくれた。そこはポジティブに捉え、また態勢を整えて、次の試合に臨んでいきたい。
大分トリニータ
MF 26
保田 堅心
--守備の堅い相手に対し、どのように臨んだか。相手が[3-4-2-1]でウイングバックやボランチもアグレッシブに来るというのは分かっていた。その中で生まれたギャップを突いていこうというプランで臨み、何度か良い形も作れたのだが、後半は相手に退場者が出て、ちょっとプランどおりにいかなくなった。相手が5枚のブロックを組んだ中でどう崩していくかというところで課題が出た。 --10人になった相手が最初は[5-2-2]、そのあとに[5-3-1]に変化したが、変化は感じたか。相手が2枚でそのまま出てきたときは、SBの前のスペースが空いていた。[5-3-1]に変わってからもサイドで起点は作れていたと思うので、揺さぶりながらポイントに入ったときにニアゾーンを取りにいくのか、シンプルに上げるのかという、アイディアと質をもっと上げていきたい。
DF 34
藤原 優大
相手が11人の間は長いボールで押し込まれる場面もあったが、セットプレーも含めて頑張って耐えた。後半、相手が(退場者を出して)10人になってからは、チャンスで決め切りたかった。個人でどうこうできる問題でもなかったかもしれないが、もうちょっと怖いところに立てたかなと。外回しばかりでクロスを上げていても、相手も柳(育崇)選手など強い選手を入れて中を固めてきた中では、クロスもあまり有効ではないと、後ろから見ていて思った。何回も揺さぶりながらやり直せば空いてくるのではないかというイメージを持っていて、試合中にも話したのだが、あまりうまく修正できず、進入できた回数も少なかったのがもったいなかった。 --屈強な相手FWとの競り合いが多かったが、よく対応していたのでは?長いボールで押し込まれている中で、競り合いに勝てなかったシーンが多かったので反省しなくてはならないが、セカンドボールのところでボランチやドゥーくん(安藤 智哉)がカバーしてくれて、うまく対応できたと思う。相手が10人になってからは押し込めたので、僕の後ろに広大なスペースができて1対1はすごく難しい対応だったが、うまくこなせた。