アウェイでの前節・栃木戦で今季2敗目を喫した大分。両チームともにピッチコンディションに苦しみ、プレー精度を削られる展開となった中、ミスとアクシデント絡みで2失点を喫して苦杯をなめた。ただ、相手を見て立ち位置を取りながら意図を持ってゴールへと迫っていく組織戦術には手ごたえも。それにより築いた複数の決定機を仕留め切れなかったストライカー・渡邉 新太は「自分が決めるべきところで決めていれば何の問題もなかった試合」と、今節でのリベンジを誓う。
前節、脳震盪で途中交代したボランチ・小酒井 新大はおそらく欠場で、U-19日本代表のヨルダン遠征から帰国したばかりの保田 堅心のコンディションが気になるところ。負傷者も多く、戦力のやり繰りに悩みながらの一戦となるが、したたかに収穫を積んでいきたい。
岡山は前節、アウェイで群馬に2-1で勝利。後半立ち上がりにオウンゴールで先制点を献上したが、すぐに取り返すと、90+4分にガブリエル シャビエルがゴールを決める逆転劇を演じた。ここまで2失点の堅守を維持しつつ特長のある攻撃陣が存在感を示す戦いぶりで、勝負強さも発揮しながら首位に立っている。
第6節までを終えて無敗は岡山と仙台のみ。3年目の指揮を執る木山 隆之監督の戦術が浸透し、ロースコアで手堅く勝点を積み続ける岡山を、3年ぶりに大分を率いて新たなスタイルを構築中の片野坂 知宏監督がどう攻略するか。引き締まった好ゲームが期待される。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
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