両者の対戦は、鹿児島がJ2だった2019年以来5年ぶり。アウェイで0-1、ホームで0-0の1分1敗だった鹿児島としては、ホームで勝利して薩摩の意地を見せたい。
前節・栃木戦で7試合ぶりの勝利を得た鹿児島としては、今季初の連勝がかかる一戦となる。栃木戦では開幕戦以来のスタメンとなった井林 章のゴールで今季初めて先制に成功し、後半に福田 望久斗が追加点を挙げ、1点は返されたが終盤の猛攻をGK泉森 涼太のファインセーブなどでしのいだ。開幕戦で負傷し、戦列を離れていたベテラン・井林の復帰は心強い。攻守でリーダーシップを発揮して、「チームの勝利に貢献することが、自分にとってのチームへの恩返し」と張り切っている。大島 康明監督は「セットプレーとロングボール」を山口の警戒ポイントに挙げる。これまで同様、立ち上がりの攻守を念入りにして主導権を握り、勝ち切る展開にもっていきたい。
山口は前節、雨中のホーム・水戸戦で野寄 和哉のゴールで先制したものの、前半のうちに逆転を許した。後半は数的優位に立ちながら同点、逆転はならず、悔しい敗戦を喫した。前々節・群馬戦を4-0でモノにして今季初の連勝を目指したが、かなわなかった。「勝った次の試合に勝ち切れないゲームが続いているので、本当に成長するために必要な部分をもう1回見つめ直したい」と志垣 良監督。こちらも長州の意地を見せて、成長のきっかけとしたい。
[ 文:政 純一郎 ]
