ダービー第1戦はドロー決着。徳島はゴールへ近づくも、牙城を崩し切れず
愛媛FC
--内容的にはやや押され気味の中で、ドローに終わりました。前半は相手のシステムに対し、特に右サイドのところでうまくハメることができなくて、自由にさせてしまった印象がありました。後半立ち上がりのところで修正して、そこから15分くらいはけっこう押し込める時間も長かったので、その時間帯で1点取りたかったです。そこから相手の選手交代でもう一度徳島に息を吹き返されて、押し込まれる時間帯が続いてしまいましたけど、こっちにもチャンスがあった中で決め切れませんでした。 --後半、自身のところでも前を向いてプレーできる場面が増えましたが、そこから崩すアクションが乏しかったと思います。けっこう相手が引き込んで守っていたんですけど、ああいう引かれる相手に対しても崩していく力は、チームとしてもっとつけていかなければダメかなと思いました。クオリティーの部分がまだ足りないなと感じました。 --それでも、アウェイで勝点1は決して悲観すべきものではないと思います。またすぐに試合が来ますし、ネガティブになるのではなく、アウェイでの勝点1をポジティブに捉えてやっていくことも大事かなと思います。次の試合の結果によって、この引き分けの価値が変わってくると思っています。
--率直に、緊張感のある“四国ダービー”を戦ってどう感じましたか?4年ぶりとなる“四国ダービー”という舞台を個人としても初めて経験させてもらい、県の威信を懸けた戦いに参加させてもらえたことがまず幸せだし、率直に感謝したいと思っています。四国勢同士のプライドが懸かった勝負で、絶対に勝たなければいけない試合だったと率直に思います。 --難しい試合でしたが、結果的にスコアレスドローとなりました。徳島もものすごくこの試合に向けて準備してきたんだろうなというのが伝わってきました。プレスバックや1個1個のボールに対しての強さは、今までの徳島には見られないくらいのもので、気持ちの入ったプレーの連続でした。そこで自分たちも多少面食らってしまった部分がありましたけど、僕らもこの試合に向けて本当にしっかり準備はしてきたつもりです。それが勝利につながりませんでしたけど、チームとして進むべき方向性は間違っていないと思っています。 --ご自身は守備だけでなく、攻撃面でもカウンターから推進力をつけていました。こういう特別な舞台だからこそ、自分が結果を残してヒーローになりたい気持ちはものすごく強かったです。ここで結果を出してチームを勝利に導けば、愛媛県のヒーローになれるチャンスでした。だから普段よりもものすごく気合いが入っていましたし、そこで多少なりとも良いプレーが見せられていたとすれば、それは1つの収穫になったのかなと思います。
徳島ヴォルティス
監督
選手たちがハードワークして相手の堅い守備からのカウンターに対応できていました。ただ、前半にあれだけチャンスがありながらも得点を取れなかったことが一番の課題でした。後半は相手が少しやり方を変えてきて、交代で中盤の枚数を含めて対応しましたが、最後の攻撃では決めさせてくれませんでした。それはFW陣だけではなくて、中盤や最終ラインも含めたチーム全体の課題です。後ろからのスピーディーなボールの動かし方と中盤のポジション、それに対して相手の最終ラインの背後を狙うことや崩しの部分の質を上げていくこと(が課題解決へのポイント)だと思っています。
愛媛FC
監督
前半、少し守備のハマりが悪くて、右サイドのズレというか、プレッシャーに行ったところを向こうにうまく引き出されてしまいました。守備のハマりが悪い中、前半を失点ゼロでよく抑えられたなという印象です。攻撃面でも相手が引く中でちょっとポジションを見つけられなかったので、後半は少し修正を加えて臨みました。 ちょっと相手に合わせるような形で後半をスタートさせ、守備は収まりはしましたけど、攻撃のところで決め手を欠き、前に枚数をかけるということを今日はちょっとできなかったです。 --“四国ダービー”ならではの硬さを感じましたか?今日に限っては多分そこまで硬さはなかったと思います。相手の立ち位置で、若干ワイドの選手が思っていたよりも低く取られて、そこに誰が行くかというのにウチの選手が戸惑っていたところはありました。前半はベンチから逆サイドだったので声が通らず、なかなか修正ができなかった。ただ黙々とサッカーをやっている状況はちょっともったいなかったです。 --球際など、戦う部分での評価は?結局はゴール前で物事が起こるので、いくら何本パスをつないで中盤で回しても、ゴールにならないところももちろんある。そこはいま、チームとしてすごくこだわっているところ。攻撃も守備も、最終的にはペナルティーエリアでゴールが決まるので、そこに対してのボールの寄せはチームとしてかなり意識させているところはあります。そこは今後もっとタイトに行けるかなと思っています。
徳島ヴォルティス
MF 14
玄 理吾
多くのサポーターがスタジアムに駆けつけてくれて、その中で勝ちたかったです。引き分けで終わってしまったことに対して、すごく申し訳ない気持ちがあります。 --後半、愛媛の戦い方は何か変化がありましたか?相手のCBに余裕が生まれて、押し込まれる展開が増え始めました。ただ、ベンチも素早く動いてくれて、エウシーニョと(杉本)太郎くんを投入して対応してくれました。エウシーニョを中心にボールを持つ時間が増えましたし、問題なく試合運びができたと思います。
DF 2
田向 泰輝
--前節・山形戦でのご自身の役割と、今節の役割で違いはありましたか?似ていた部分と少し違った部分がありました。相手の左SBが高い位置を取ってこない場合もありました。分析としては高い位置を取ってくる可能性もあると頭に入れてはいましたが、前節のウチのやり方も見ながらビルドアップを低い位置でして、俺を引き出しながらカイケの周辺を狙うみたいなことも多少あったのかもしれません。少し前にけん制をかけることと、カイケの横をサポートすることを使い分けようとしていました。 --後半の交代は体力的なことでしたか?中2日で迎える次節・岡山戦に向けてはいかがでしょう?そうですね。ケガなどではありません。岡山戦もいけますよ!最近、言霊を大事にしているので、「いけます!」としか言わないです。根拠のないことばっかり言い続けてますよ(笑)。そうするとわりと実現しているので。 --では、「得点を取る」くらい言ってもいいんじゃないでしょうか?得点を取るでなくてもいいですけど、勝ちます!