圧巻の5連勝。4得点の清水が栃木を下して首位を堅持
栃木SC
--1点を返したゴールシーンを振り返って。2トップの後ろに入り込もうと思っていて、(2得点を決めたJ2第10節・)水戸戦もそうでしたが、そのイメージで入っていったら良いボールが来ました。しっかりとミートすることだけを意識して、枠に飛ばすことができたと思います。 --後半にも自身がカウンターから左サイドを抜け出して狙い澄ましたシュートがありました。背後へ抜け出したときに左利きで左サイドだったので難しかったですけど、相手に向かってもう少し運ぶこともできたと思っています。ただ、今日はシュートのフィーリングも良かったので狙っていったのですが、最後のところでうまく枠内に飛ばせなかったので、まだまだ改善すべきポイントだと思います。あそこでゴールが決まっていれば、試合の流れも結果も違ったと思います。
清水エスパルス
監督
ゴールデンウィークの中、17,400人のサポーター・ファミリーがアイスタに駆けつけてくれました。その熱量と空気感が、このようなエキサイティングでアグレッシブなゲームを作ってくれました。感謝しています。 2-0にするところまでは問題なかったですが、そこから少し悪いクセが出ました。前へ出ずに、背後を取らず、後ろでボールを持つことも増え、結果的に相手の勢いを助長してしまった。このような展開になるのは3回目です。勝っているうちに修正して、次へつなげられるようにします。ただし、交代選手を含めて苦しい中で耐えながら、3点目、4点目を決めることができました。交代選手がよくパワーを使ってくれたなと思っています。 --5連勝を達成しました。いつも言っているように、パーフェクトな内容ではないにもかかわらず、連勝ができている。われわれに成長、改善の余地がある中で5連勝ができているのは非常に良いことです。ただし、少し自分たちから崩れたり、少しのスキを見せれば、この連勝はすぐに終わります。そうならないように、勝ちながら修正していきます。 --アトランタ五輪でともに戦った盟友である田中 誠監督との再会について。お互い歳を取ったなと感じます。マコ(田中監督)もマコで老けたなと思いますし、僕も僕で太ったなと思いますから(笑)。ともに戦った選手と、監督になって対戦できる。こんなにもうれしいことはないです。お互いに日本のフットボールを盛り上げられるように頑張っていきたいです。
栃木SC
監督
応援してくださった栃木SCのサポーターの皆さんに申し訳なく思っています。首位のエスパルスさんが相手でしたが、勝ちにいく気持ちで入りました。ただ、立ち上がりに2失点してしまい、そのあとに1点を返しましたが、最後はミスのところで3失点目を食らい、下を向いてしまったことは反省点です。 エスパルスさんが相手だったので、今日はシステムを変えて守備の負担を減らそうと思っていましたが、出はなをくじかれてしまったと思います。ただ、後半は(矢野)貴章とイスマイラを投入することでパワーを持って入ることができたし、相手ゴールを脅かせたことはプラスだと思っています。ただ、勝てていませんし、最後の失点シーンも1人に打開されてしまっているので、それも課題です。 もうやらないといけない状況ですが、やられているという現状を踏まえて、プロとして結果を求めていきたいです。次のホーム戦の藤枝さんは順位が近い相手なので、負けられないし、しっかり準備したいと思います。 --点差は開きましたが、内容面は少し向上した印象を持ちました。ボランチを2枚にした成果はあったかと思いますが、どう見たでしょうか?いつもはアンカーだったので、後ろのCBの負担だったり奪いどころで奪い切れなかったり、という課題に対して修正を図りました。今日はエスパルスさんを相手にしたときに劣勢になることを想定し、ダブルボランチにしてある程度自分たちが奪いたいサイドで奪い切るという守備をしようと思っていました。ただ、立ち上がりに2失点してしまったことが誤算でした。
清水エスパルス
MF 13
宮本 航汰
相手目線だとSBに持たせる狙いがあったという感覚です。SBの選手の判断が遅れて、どんどんハマっていっちゃう時間もありました。バランスを考えてポジションを取っていますが、僕的には少しアンバランスというか、自らボランチがボールサイドに寄って、枚数をかけてもいいかなと思えるシーンはありました。ただ、チームとしてバランスが求められる中で、そこの思い切った決断をできなかったのが悔やまれますし、やっても良かったのかなと思える部分でもあります。 --後半は押し込まれる時間もあった。ピッチに立っている選手の感覚は?向こうのFWに高さのある選手2枚が入ってきて、ロングボールを蹴られたり、セカンドボールを回収されたり、早いタイミングでクロスを入れられることが多かったです。自分的にも若干の怖さはありました。ただ、チームとして踏ん張る時間帯は絶対にあると思っています。これまでの12試合で守れてきた経験があったから、実際に踏ん張ることができたと思っています。もちろん危機感は感じます。危ないシーンは減らしていかなければなりませんが、そのような成功体験があったことでストレスなくやれました。 --追加点を決めて勝てたことについて。3枚でクローズする時間帯でもなかったですし、追加点を取れるなら取って、試合展開をラクにしたいとは思っていました。交代選手も前の選手が多く、彼らの特長が出た展開になったと思っています。良い時間帯に点を取ってくれたので、感謝しています。
MF 21
矢島 慎也
--1点目のシュートは狙いどおり?インステップで振り抜くのではなく、インフロントで逆を狙うというのは、自分の得意な形でもあります。狙いどおりです。 --加入後初ゴールがこのタイミングというのは?これまでは途中から出ることも多くて、チャンスらしいチャンスの回数も少なく、そのような場面で飛び込めていけてなかったとも感じていました。スタメンで出始めたこのタイミングで取れたのは良かったと思っています。 --5連勝を達成したことについて。目の前の試合に勝っていけるかどうかは自分たち次第だと思います。先を見過ぎることなく、目の前の試合に1つずつ勝っていくことが大事だと思っています。
DF 70
原 輝綺
入りのところは100点に近かったかなと思います。ただ、前半の半ばから終わりにかけては、自分たちからゲームを難しくしてしまったという感覚があります。ある程度、後ろの選手はフリーでボールを持てましたが、“持たされている感覚”もありました。閉められている感覚があって、距離感も遠かったので、相手に対応し切れないという反省点を感じました。 --自身のプレーについて。前半は、(ルーカス)ブラガが点を取ったシーンでしか攻撃面で特長を出せた場面はありませんでした。ただ、それが点につながったのは良かったです。後半に関してはカル(カルリーニョス ジュニオ)をこっち(右サイド)に寄らせて、ブラガとの関係性をより発揮できるようにしたり、前半にはなかったような形で前へ進む場面もありました。そこで自分の特長を出せることもありました。 --難しい試合展開、内容の中でも勝ち切った。去年よりも我慢強く戦えているという印象は持っています。今日の試合だけでなく、うまくいかない流れのときに耐えながらも、最後あのようなチャンスを仕留めて勝ち切る回数は、今季多いです。連勝ができるチームの特徴だと思いますし、そこはポジティブに捉えています。簡単に勝てる試合なんて1つもない中で、いかに苦しい時間帯を乗り切るかが大事だと思います。