勢いを結果につなげた清水。3発快勝で6連勝
清水エスパルス
--今季リーグ戦初先発で初ゴール。僕はこの瞬間をずっとイメージしながら練習してきました。自分でしっかりとそのチャンスをつかめたという意味では、今までの練習、そして日頃の生活から手を抜かずにやってきて良かったなと思います。 --出場機会が少ない中でどのようにメンタルをコントロールしていた?必ずチャンスは来ると思って、日々の練習に取り組んでいましたし、試合に出たときに最大限のパフォーマンスを発揮することだけを考えて、ここまでやってきました。正直悔しかったですし、もどかしいときもありましたが、このチームは試合に出ようと出まいと練習から全力でやっている選手ばかりです。本当に、いまは誰が試合に出ても結果が出せる状態にあると思うので、たまたま今回は僕に結果が出ただけかなと思います。 --自身の得点シーンは狙いどおり?まず奪い方の部分で、チームとして前からハメにいくところを意識していました。その上で、しっかりとショートカウンターで仕留められたのは、チームの狙いが出た結果だと思っています。シュートに関しては、前日の練習でも似たようなシーンがあった中で、そのときは外していました。そのイメージもあった中で振り抜けたので、やっぱり練習はウソをつかないなと感じました。 --ゴール後には雄叫びを上げていた。昨季は点が取れなくて、大事なときにチームの力になれませんでした。やっとここで点を取れて、勝てたことがすごくうれしかった。(雄叫びは)自然と出ました。
FW 99
--加入後初ゴールの感想は?非常にうれしいです。自分が再び来日して、古巣とのゲームでゴールを決められたことにも、特別な思いを持っています。練習から積み上げてきたものが結果として表れて、非常にポジティブです。これからも引き続き全力を尽くして、良い形でチームに貢献できればと思っています。 --空中戦やポストプレーなどの手ごたえについて。チームメートのみんなも、徐々に自分の強みがどこにあるのかを分かってきてくれている段階だと思っています。得点シーンのような形で自分を生かしてもらえるのはうれしいことですし、反対に自分も強みを出しながら、周りの選手の良さを引き出すサポートをしたいと思っています。このような姿勢がチームの求める目標につながってくると確信しています。
ザスパ群馬
監督
「粘り強くやりたい」と言いながらも、失点の形がゲームを難しくしてしまったなと感じています。ゴール前へ向かっていくところなど、もうちょっとできるかなと思いますし、やらなければならないとも思います。 --試合前には「相手をリスペクトし過ぎず前から行く」と話していた。相手をリスペクトし過ぎず、ポジティブにやりましょうというところで言うと、相手がシステムを変えてきた中で、前へ出やすかった部分もありますし、ラインを上げる部分も選手はしっかりやってくれたと思っています。ただ、そのような姿勢を出したあと、セカンドボールをなかなか拾えませんでした。真ん中にドウグラス タンキ選手が入って、長いボールを蹴らせても、あそこで収められてしまう。権田 修一選手も良いボールを出していました。個の能力が高いところ、質的優位が生まれるところに対してどのように振る舞うかというのは、試合前から意識していたポイントでした。ヘディングの攻防などよくやっている部分もありましたが、しっかり対応しなければならない部分も多かったです。やろうとはしたけど、通じる部分は少なかったです。 --次節・仙台戦に向けて。勝点を積み上げられないことは残念ですし、責任を感じています。とにかく自分たちに矢印を向けて、一生懸命練習して、勝点を取れるように頑張りたい。口だけじゃなくて、練習から本気で取り組まなければなりません。
清水エスパルス
監督
ゴールデンウィークの最終日に、群馬の地まで2,500~3,000名以上ものサポーター・ファミリーが駆けつけてくれて、われわれとともに戦ってくれました。加えて、勝澤(要)先生という、清水のフットボールを長らく引っ張ってこられた方が、亡くなられたタイミングで、3-0という素晴らしいゲームができました。多くの方の支え、思いが選手たちの魂に乗り移り、このようなプレーができたと思います。いろんな人が築いてきたものに感謝しています。 内容のほうは、今季初めて3バックで90分間戦い、良いオプションができたという印象です。フレッシュな選手に出番があった中で、彼らが活躍して点を取り、ハイパフォーマンスを見せてくれました。悔しい思いをした選手が躍動することで、正しくハイレベルな競争が生まれていくと思います。また1つ、2つと戦い方の幅が広がったことがうれしいです。 --西澤 健太選手への評価を。どのポジションでもレベルの高いプレーができるのは、彼のインテリジェンスの高さを示していると思います。自分の得意ではないポジションで試合に出ることもありましたが、彼は常に献身的で、チームに活力を与えてくれていました。そのような選手が活躍すると、より一層チームが盛り上がります。加えて、彼はアカデミー出身の選手で、このクラブの象徴である選手の1人です。彼の活躍そのものが、僕らにとっては非常にうれしいものです。 --監督としてリーグ戦通算100勝を達成したが?先ほど勝澤先生の話をしましたが、その少し前には、僕をこの地に呼んでくれて、監督のキャリアをスタートさせてくれた植木(繁晴)さんが亡くなりました。そのような方々の思い、導きによって、僕はこうやっていまだに監督をやれていますし、100勝という節目を群馬の地で迎えることができました。本当に多くの方々に支えてもらいましたし、学ばせてもらいましたし、育ててもらいました。群馬で100勝目を達成できたのも、何かの縁や巡り合わせを感じるので、人と人との縁、つながりを今後も大切にしていきたいと思っています。
ザスパ群馬
MF 5
川上 エドオジョン 智慧
十分やれている時間、局面もあったので、自分たちで難しくしてしまったという印象です。 やっているサッカー自体は悪くはないとは思いますが、もっと良くできる。戦術とかではなく、セカンドボールを拾うところや五分五分のボールをマイボールにするところなど、個人個人のバトルを突き詰めなければなりません。そのような場面で相手と差を感じました。相手は五分五分のボールをマイボールにしながら、落ち着いてやっていた中で、自分たちは慌てて蹴ってしまい、ボールをロストする場面がありました。そこをしっかりと徹底できれば、もっと良い時間を作れると思います。現時点で清水とは差があるなと感じました。
FW 17
山中 惇希
--後半アディショナルタイムにはポストに嫌われた惜しいシュートがあった。あのようなチャンスで決められないのは、素直にまだまだだなと思います。あれが僕の実力です。ギリギリを狙い過ぎたという反省点もあります。ただ、あそこでシュートを打ったことは、僕個人としてはすごく重要なことだったと思うので、あとは決め切るところを突き詰めていきたいと思います。 --どのような指示を受けて55分から途中出場したのか。負けていたので、攻撃的にいかなきゃいけない時間でした。背後のスペースを狙って、そこからクロスだったり、シュートを打ったりというプレーを要求されていました。それが僕の武器でもある。特長を出すことを求められていましたし、僕自身も思っていました。 --次節・仙台戦に向けて。チームとしてすごく苦しいですし、長く、暗いトンネルにいるような感覚です。その中でもこれだけのサポーターが来てくれて、応援してくれているので、僕たちは本当に結果で示さなきゃいけない。次こそはトンネルを抜け出し、光を見せなきゃいけないと思っています。アウェイですが、覚悟を持って挑んでいきたいと思います。
GK 21
櫛引 政敏
--1失点目はあと1歩の寄せが甘かったように見えた。そのような勝負どころ、重要な場面での“あと一歩”とか、“どっちのコースを切る”とかの部分で、不足している点が多いです。早急に改善していかなければならないと思います。 --後半の半ばはチームとして押し込める時間もあった。自分たちから積極的にゴールに襲いかかる部分は、やろうとしたらできている。もっと試合の立ち上がりから自信を持ってやるべきだと感じます。もう少し、チーム全体の勝負勘というか、大事な場面での勝負に、一人ひとりがもっとこだわっていかないと、苦しい状況が続いてしまうと感じています。