風と守護神に阻害された両者、スコアレスドローで決着
いわきFC
--難しいピッチ状況の中、後半からどのような気持ちでプレーしたか?0-0の状況だったので得点を取りたいというのと、監督からの指示で「クロスにどんどん入っていけ」という声がありました。こういうコンディションでシンプルにサッカーをするにはクロスが多くなると思っていましたから、そこでなんとか決め切りたかったです。 --得点を決め切れなかった要因は?チャンスを多く作っても入らないときは入らないこともあります。クロスの精度や中に入っていくタイミングは合わせていかなければいけないと思いましたし、僕のところでもここでクロスが入ってくればチャンスになるという場面もありました。そこは練習から積み上げて改善していきたいです。 --田村 雄三監督は試合後、「ロッカーは0-0でも負けたような雰囲気があった」と話していたが?あれだけチャンスを作って、押し込んでクロスもいっぱい上がっていた中で決め切れなかったので、勝てたゲームを落としたという印象は強いです。
愛媛FC
監督
戦前、雨のほうをずっと気にしていてスタメンを模索していましたけど、実際にはそうではなく、今までにない風が大きく影響しました。それはお互いさまなんですけど、お互いに自分たちのサッカーができなかったことは少し残念な気持ちです。 2年前、いわきにはJ3で何もさせてもらえなかったというところから、今日はこういう天候でセカンドの対応や球際など、苦しみながら考えていたんですけど、中2日の難しい状況、選手層も薄い中、今季(リーグ戦)初出場の選手を含め、動ける選手を中心に挑みました。結果としては0-0は妥当というか、最後はかなり押し込まれましたけど、前半にチャンスもありましたし、後半ももう少し厚く攻めればチャンスはできそうな場面もありました。選手たちは自分たちが苦手とする部分でも最後まで戦ったのではないかなと思います。それでも、できている部分とできていない部分というのは常に試合の中ではあるもの。次は中5日という準備期間の中で向き合いながらやっていきたいと思います。
いわきFC
監督
最低限という言い方がいいか分かりませんけど、ゴールデンウィークの3連戦最後の試合、アウェイの地で勝点1を取れたことは良かったと思っています。 試合内容的には風が強く、雨も降ったりして難しいコンディションでした。いわきにとっても愛媛さんにとってもそうだったのかなと思います。ある意味前半は割り切って、相手にセットプレーを与えずに、パワーを与えずに裏返すことを徹底してやりました。後半はもう少し幅を使って深いところにもっと入っていければ良かったんですけど、その回数を増やすということと、入ったときのシュートの精度は積み上げていくしかないのかなと思っています。 何より、試合後にロッカーに上がってきた選手たちの表情は、それぞれが負けたような顔でした。ここまでに3連勝したというのはこういうことなのかなと。選手たちは勝ちに飢えているし、成長したい思いが伝わってきました。それに応えられるように私たちはトレーニングから選手たちに落とし込んでいかなくちゃいけないのかなとあらためて感じました。
愛媛FC
GK 1
徳重 健太
--好セーブを連発して無失点に防いだ。周りと良いコミュニケーションをとってプレーできていました。最後のところは自分が、という場面もありましたけど、そこも含めて周りと連係し、集中して守れたかなと思います。 --全体的に風の影響が大きくあったのでは?一瞬で状況が変わってしまうのがこういう天候の難しいところ。何が起こるか分からないから、みんな何が起こってもいいように準備しようという声はロッカーでもすごく出ていました。そこに自分もうまく入っていけたと思います。 --後半は強風が吹いたり、やんだり、風を読みづらい部分もあった。風が収まっているときでも、まだ吹くかもしれない。何か思いどおりにいかないことがあるので、そこを準備しながらプレーすることが多くありました。 --フィジカルが強い相手に押し込まれながらも我慢強くプレーはできた。自分に来る前のところで球際のバトルやチャレンジしたあとのカバーとか、こういう天候なので割り切ってプレーするところとか、みんなが意思統一できていたところはありました。攻め込まれる場面は多くありましたけど、みんなで集中して防げたと思っています。
FW 11
藤原 悠汰
--難しいピッチコンディションでの今季リーグ戦初出場となった。チャンスが来たという中で臨んだ試合でこういう天候になったので、なかなか普段とは違うサッカーになってしまいました。それでも与えられたチャンスには違いないので、そこでどう自分を表現し、結果を出すかというところにフォーカスしてプレーしました。結果は望むものではなかったですし、自分もゴールという結果を残すこともできませんでしたけど、表現するという部分では自分の良さだったり、やれることは今日の試合ではしっかり出せたのかなと思います。 --自身が得意とする背後へのアクションは風の影響で難しさがあった?それでも、ベン(ダンカン)選手が競ってくれたあとのセカンドボールや、菊地(俊介)選手、深澤(佑太)選手がはね返したボールを拾う意識はありましたし、しっかりプレッシャーに行って相手に蹴らせなかったシーンは多く作れていたと思います。FWとしてもっとシュートを打っていきたかったですけど、ボールがラインから切れてしまう場面も多かったので、この状況でできることをやったという感じでした。