激しくぶつかる雨中の一戦に、勝者は現れず。熊本はこれで7試合勝利なしに
横浜FC
--古巣である熊本との試合を振り返ってください。ホーム側でずっとプレーしていたので、アウェイ側の立場になるのは少し不思議な感覚でした。相手の時間帯が多くなることは予想していましたが、奪ったあとのボールをうまくつなげなかったことで相手に流れを持っていかれてしまいました。そこでうまくつなぎ切れていれば、少し違った展開になったかなと思います。 --得点への意識は、やはりいつも以上に強く持っていましたか。もちろん狙っていましたし、後ろの選手が(失点)ゼロで抑えてくれていたので、より取らなきゃという気持ちでした。ただ、自分でチャンスを作り続けないとシュートは生まれないと思うので、シュートだけではなくその前の意識ももっと高めていかなければいけないです。 --攻撃の構築がうまくいかなかったのは、具体的にどんな要因があったのでしょうか。相手のプレッシャーが強く、特にディフェンスラインがハマってしまっていたところで、自分も動きをもう少しハッキリすれば、意図が合ったのかなという反省点があります。そういう曖昧になってしまったところは、話し合いながら修正はしていたんですが、もっと改善しないといけないです。あとは今日の熊本のような相手は、どうしても1枚自分ではがせるようにならないとマンツーマンで強くプレッシャーを掛けられてしまうので、そこは自分も含めて足りなかった部分です。 --大木 武監督とはどんな会話をしましたか。「熊本戦以外で活躍してくれよ」と言われました(笑)。
ロアッソ熊本
監督
雨の中、たくさんのサポーターが来てくださって、ありがとうございます。今日も勝てなかったのはすごく残念です。雨が降ってなかなか良いゲームにならなかったですけれども、選手はよくやったと思います。すぐに次のゲームが来ますので、しっかり準備したいと思います。 --前線の配置変更の感触や、もっとこうしたかったという反省などはありますか。もう少し前にボールを入れたかったです。それからフィニッシュまで行きたかったというところです。 --後半、雨が強くなる中での戦術転換や意思疎通についてはスムーズにできましたか。ああ(強雨に)なったらそれしかないですよね。だからスムーズというよりも、それをやるしかないという状況だったと思います。 --失点が続いていた中で無失点に抑えたこと、これが今後どう生かされるでしょうか。失点しなくても、点を取らなきゃ勝てないですから、そこが1つ問題です。
横浜FC
監督
大雨の中、熊本まで来てくださったサポーターの皆さんになんとか勝点3で恩返しをしたかったんですが、引き分けに終わって残念に思っています。 前半、相手の戦い方は予想していましたが、やはり全体的にプレッシャーを回避して前進できる回数が少なくなりました。一方、守備に関しては集中して、相手の人数をかけたパスワークに対応することはできていたと思います。後半は大雨の影響でほとんどボールが動かず、想定とは違ったゲーム展開になりました。それでも選手はかなりエネルギーを出してくれましたが、なかなか得点に至らなかったのはまだまだ自分たちが足りないところです。ただ、最後まで選手たちは体を張って無失点に抑えてくれて、勝点1は取ることができました。まったく満足はしていませんが、試合は続いていくので、次に向けてチームとしてしっかり準備していきたいと思います。 --大雨は事前から予想していたと思いますが、選手たちにはどのような注意点を伝えていましたか。(えがお健康スタジアムは)雨でもピッチは問題ないことが多いという話は聞いていたので、そこまで違ったゲームにならないと思っていましたし、(J2第8節・)岡山戦での経験もあるので、選手も切り替えはできると思っていました。 --ハーフタイムに小川 慶治朗選手と和田 拓也選手を投入した狙いを含めて、後半への指示について教えてください。攻撃ではプレッシャーを受けた中でも高い位置の選手を使いながら前進していこうと指示をしました。前半は回数が足りなかったので、その回数をもっと増やしていこうというのが1つ。守備では前から行ってうまく奪えているところはありましたが、ミドルゾーンでのプレッシャーが掛からない状況からライン間にボールを入れられ、進入されてピンチになっている場面があったので、間に入ってくる選手へのケア、つまりボールを持たれても、そこに入っていかせないように指示しました。
ロアッソ熊本
MF 8
上村 周平
前半、やっていてもすごく流動的で、自分たちがやろうとしていたことは少しは出せたかなと思います。あとは精度とか、そういうところはもっと上げていかないといけないですけど、今週このシステムを試してみて、「こういうやり方でいこう」というのを出せた部分は多かったと思います。 --前線の配置変更でやりやすくなった点はありますか。攻撃になったときに、よりゴール前のところまで行く回数が増えたなと思いましたし、自分も今日はシュートチャンスがあって、ああいったシーンが今後は増えていくと思うので、自分が得点やアシストに絡んでいければ、チームとしても良くなっていくと思います。 --今日の試合は次につながると思いますか。攻撃に関しては、前線で絡む人数も多かったですし、ああなれば自分たちのリズムが出てくるので、良かったなと思います。
MF 21
豊田 歩
今日は試合が始まる前から雨が降り出しましたけど、それは自分たちも分かっていた。前半はボールもうまく滑ったので、これまでと違うフォーメーションでミスも多かったですけど、自分たちのやろうとしていることはうまくいったというか、「細かいところを修正するだけだな」という前半で、窮屈な、イヤな感じはしなかったです。 後半はもう、ボールが来なくなっちゃったので、そこは全員でしっかり割り切ってやろうということで、うまく意思共有できた試合でした。 --具体的にはどんな変化があってうまく対処できたのでしょうか。中に人が多いぶん、僕と上村(周平)選手は前線の選手と距離が近かったので、サポートもしやすかったですし、うまくできていたのかなという印象はあります。 --今日の試合は良いターニングポイントになりそうですか。みんな楽しそうにやっていたと思いますし、ポジティブにやれているかなと思います。