鹿児島としては前節・清水戦に続いて、2試合連続で上位陣との対戦になる。アウェイでの清水戦は0-4で完敗。シュート数はわずか『2』、セットプレーから3失点と力の差をまざまざと見せつけられた。直近4戦は勝星なし、そのうち3試合は無得点で、順位も18位と降格圏に沈んだ。手ごわい長崎が相手といえども、勝点を得て「浮上のきっかけにしたい」と大島 康明監督は意気込む。
エジガル ジュニオとマテウス ジェズス、J2得点ランキング上位の2人に加え、昨季のJ2得点王・フアンマ デルガドまで控える長崎を相手に、清水戦のように早い時間で不用意な失点をしてしまえば、勝機はまず望めない。立ち上がりの失点を防げるかによって試合のすう勢が決まると言っても過言ではない。その上で、長崎の堅守をいかにこじ開けていくか。カギになるのは「チームで、集団で」(藤本 憲明)点を取りにいく姿勢だ。戦い方を研究され、開幕当初のようなチームでの得点がなかなかできていない。連戦がひと段落し、1週間しっかりと準備ができるようになって、どれだけ強度、精度を上げてプレーできるか。
対する長崎は、明治安田J2第3節・清水戦以降負けなしが続いているが、直近3試合はいずれも引き分けと足踏みが続く。また、2試合連続無得点でもあるが、無失点で守れてもおり、「もともと今年は失点をしない守備のチームを作りたかったので、そういう意味ではポジティブだなと思っている」と下平 隆宏監督。今節はアウェイで4試合ぶりの勝点3を得て、首位・清水を追いかけていきたい。
[ 文:政 純一郎 ]
