徳島は前節・水戸戦に勝利。試合前の順位は15位で迎えた下位直接対決だったが、1つ勝利したことで今季最高の11位まで一気に浮上。現状、混戦状態の中位と比べると上位は大きく離れているだけに、その壁を越えて上位を追うためには連勝が必須。今節の相手である長崎には前回対戦の明治安田J2第10節で1-6の大敗を喫しており、「相手FW陣はJ2の中で群を抜いていると思います」(
ホセ アウレリオ スアレス)と難敵であることを示唆するが、この機運を生かそうと「前回対戦とは違うところをチームとしても個人としても見せて勝利します」(
森 昂大)と熱量は高まっている。CB陣では先発出場を重ねている
カイケが期限付き移籍元である長崎との契約条件で出場できないため、新たに出場機会をつかむ可能性が高い
内田 航平や
石尾 崚雅に注目だ。
長崎はJリーグYBCルヴァンカップを勝ち進んでJ2の日程に変更があった中で、今節は3連戦の3戦目となり、総力戦になる。初戦にあたる先週末の第21節・藤枝戦に勝利し、2戦目で水曜日に開催された第19節・いわき戦でも快勝。ただ、3戦目の今節は水曜日のナイトゲームを経て中2日で開催されるアウェイ戦ということでコンディションや準備という面で万全とは言い難い。下平 隆宏監督がどのような策を講じてくるかにも注目だが、連戦に関係なく同じ設計で準備するとなれば、途中出場で起用されることが多い
フアンマ デルガドや
松澤 海斗、
山田 陸はいつも以上にカギを握る存在になりそうだ。
徳島は上位追撃の火種を大きくできるか。長崎は自動昇格候補の筆頭として走り抜けられるか。激闘必至の一戦を見逃すな。
[ 文:柏原 敏 ]