氣田で仕上げた決勝ゴール。競り勝った山形が2連勝
栃木SC
--前半も後半もなかなかプレスがハマらない試合でした。前半は相手のトップ下が落ちるところをボランチが背中で捕まえるのか、僕がスライドして捕まえるのか、あまり球際でガツンと奪えるシーンがなかったと思います。それで押し込まれる時間が長くなったし、相手に走らされる時間が長くなったと思います。でも、前半は0-0で折り返して、そこから後半に勝負というところで問題はなかったなと思います。 --後半に折り返す上で修正点はどうだったのでしょう?ボールサイドにもう少し圧力を掛けること。あと、前半はちょっとみんな重かったですけど、後半は軽くなって動けているという感覚があったので、もう少し前で引っかけて攻撃につなげるチャンスがあれば良かったです。けれども、奪ったあとのパスがパスミスになってつながらなかったり、ゴール前での精度を欠いたという印象はありました。 --ピンチは防げていましたが、最後の失点シーンはどう振り返りますか?1つはラファエルのところで数的優位ながらロストしてしまったということ。あとは高い位置から奪いにいくときに本当に全員が死ぬ気で奪いにいったのかというところ。あとは、自分の誘導ももう少しうまくできたのかなと思います。あのロストが起きたときに全員が切り替えて帰陣する必要があったと思います。 --次に向けて修正すべきは、もっと圧力を掛けるときに奪い取るという迫力を出すことですか?やっていないわけではないです。ただ、結果に出ていないのでやらないといけないとは思いますが、守り切るところと、みんな走れてはいるので、球際でしっかり奪い切るところを出せば攻撃の回数につながると思います。
モンテディオ山形
監督
9,000人を超えるサポーターに集まっていただきました。中継の先からもわれわれの勝利を信じて、願って、声援を送っていただいたサポーターの皆さん、本当にありがとうございました。ND(スタ)でなかなか勝利を届けることができない時間が続いていました。それでも、われわれの勝利を信じて集まっていただいた皆さんのパワーが、選手の背中を強烈に押して、前半から意図する攻撃、意図する守備で主導権を握れたゲームだったと思います。 ハーフタイムに伝えたのは、「良いフットボールをしている。ただ、採点競技ではないので、これだけ良いフットボールをしているのであれば、やっぱり勝たなければいけない」ということを選手に伝えました。「俺はこのフットボールが素晴らしいと思う。それをやっているみんなが素晴らしいと思う、誇りに思う。だから、俺はお前たちと勝ちたい」ということを選手に伝えました。選手も「絶対勝つぞ」という声とエネルギーでロッカールームを飛び出していきましたから、素晴らしいゴールが決まって勝ち切れたということは、われわれにとってものすごく大きかったと思います。
栃木SC
監督
ボールを奪うところでは前から行きました。前半はちょっと重たかったですけど、奪ったあとにどうしても相手の切り替えが早くて、自分たちのボールにならなかったと思うし、そこでもう少し回避できればラクだったかなと思います。そこが前半はもったいなかったと思います。押し込んだときにリスタートだったりでチャンスを作れていましたし、幅広い攻撃になったときにもう少し判断を良くするとか、人を使ってもう1回もらうとか、良い判断ができれば、もう少し形ができたのではないかと思います。 前半は(失点)ゼロで乗り切ったので、後半は思い切ってカードを切っていきましたが、左サイドでプレスをはがされて右サイドが帰れないという状況で得点を奪われてしまったなと思います。前から積極的にボールを奪うことに対して、はがされた回数のほうが多かったなと思います。もうちょっと自分たちのサッカーができれば、もう少し山形さんを守備に回すことができたと思いますが、今回はそういうことができなかったと思います。1回リフレッシュして、もう1回整理して、次に向けて準備したいと思います。 --前から奪うところにチャレンジしたと思いますが、前半も後半も回数を作ることができませんでした。ご自身の中ではどうしてほしいという狙いがあったのでしょうか?シャドーがもう少しスイッチを入れられれば、1トップと2シャドーでフラットにいて、どういうふうにスイッチを入れるかというところでスイッチが入れば、それに追随してワイドにスイッチが入ります。そうなると相手の両ボランチとトップの位置が変わってくるのですが、そこの圧が低かったと思います。そこのプレスがハマると相手の右サイドの攻撃の芽は摘めたと思うのですが、われわれの左サイドの対応がついつい人についていってしまうので、そういうところが難しかったと思います。前から奪いにいっていますし、相手のCBとSBが低いところでボールを受けるときにプレスを押していきますから、そこでボールをどう縦に入れてくるか、ボランチのところに入れるか、そこで奪えているところもあったので、奪えたときに球際のルーズボールを確実にマイボールにできると違うと思うのです。そこの球際がどうしても山形のほうに流れてしまっていたので、奪えていないというイメージになったり、重たいなというイメージになったのだと思います。そこはウォームアップのときから重たいなと感じていました。今週もしっかりとトレーニングはやってくれていましたが、リカバリーが間に合わなかったかなという感じはあります。負けたことは事実として認めて、リフレッシュして、また良い準備をして迎えたいと思います。
モンテディオ山形
MF 10
氣田 亮真
--2連勝となりました。感想からお願いします。ここからかなという感じです。 --ゴールの解説をお願いします。チームとして、クロスの入り方だったり、クロスは速いボールという狙いがありました。ボールを持っているのが(南)秀仁くんで、相手の矢印を見て、浮き球で来るかなという準備もあったので、しっかりと反応ができたと思います。 --前節・秋田戦はポジションを争う坂本 亘基選手が2得点で結果を出した中で、今節は坂本選手が先発しました。ポジション争いについての気持ちはいかがですか?それが本来あるチームの競争だと思うので、チームにしてみればすごく良いことだと思います。個人としては、自分が決めていれば問題ないですけど、そういう競争をして、お互いが良い状態かなと思います。
GK 1
後藤 雅明
--開幕直後以来の連勝となりました。感想からお願いします。素直にうれしいです。 --守備ではリスタートで失点をしなくなってきていますが、その要因をどう見ていますか?試合を重ねるごとに、選手一人ひとりが自信を持って、粘り強く、最後の笛が鳴るまでプレーできていると思います。 --ビルドアップで栃木が高い位置からプレスを掛けてくる中で、しっかりとつなげていましたが、想定どおりでしたか?そうですね。相手のプレスの掛け方というのはミーティングでみんなと共有していて、それをどうはがしてゴールを決め切るかというのは日々のトレーニングで積み重ねていることがあるので、それをうまく表現できたシーンが多かったかなと思います。