山形は前節、秋田との“奥羽本戦”で3-0と快勝した。ここ数試合、内容では大きく上回りながらスコアにつなげられなかったが、國分 伸太郎の先制ゴール、途中出場の坂本 亘基の2ゴールで課題をクリア。5試合ぶりに勝利を手にしたことに加えて、前回0-2で敗れていた秋田にも、それを上回るスコアでリベンジを果たした。この勝利をつかむために積み上げてきたものはチームの確かな財産になっている。どんな相手がどんな手法で対峙してきても、チーム内でイメージを共有しながらそれを上回る巧みさは身についた。あとは早い時間で先に得点を奪い、突き放せるかどうか。また、今節は南 秀仁の出場停止が明ける。
栃木は第20節・大分戦で2-0、前々節・千葉戦で2-1と連勝し、前節はアウェイで仙台と対戦。12分にセットプレーから平松 航の2試合連続ゴールで先制に成功したものの、27分から33分の間に3失点。後半に宮崎 鴻のゴールで1点差に迫り、その後ポストを叩くシュートもあったが、勝点獲得には届かなかった。
監督交代時と変わらず順位は19位だが、2連勝もあり、降格圏脱出は目前に迫っている。しっかりと残留圏に踏み込むためにも、勝点3が何より欲しい状況は変わらない。今節はラファエルが出場停止明けとなる。前節の課題を修正し、きっ抗した展開で試合を進めたい。
[ 文:佐藤 円 ]
